ホームページ > 娯楽 > 家庭菜園の野菜カレンダー・肥料・農薬・農機具・レシピ > (96) 『家庭菜園の農薬と散布器具』
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更新日付 : 2023年06月07日
by ゆうゆう
このページは、家庭菜園で使用する事を前提に、野菜の消毒の仕方・農薬の使い方・農薬の散布方法・農薬計量器具・農薬散布器具・農薬の希釈方法・農薬の混合方法・野菜の病気の名前・野菜につく害虫の名前などについて書かれた
Web ページの紹介と解説です。 当Webページを残留農薬が全く検出できない心配のない安全で安心できる野菜作りにお役立て下さい。
当ページで紹介している農薬は一部のみで、古い場合もあり、登録内容が変更されている場合もあります。
古い農薬は安価ですが病害虫に耐性が出て効果が少ない場合もあり、次々と新しい農薬が製造登録されます。新薬は当然良く効きますが高価です。
このページ内の『検索エンジン』は、最新の農薬や適用拡大登録農薬等も高速に検索できます。
作物名・病気名・害虫名・農薬名等の何れかをキーワードにもしくは複数同時に入力して検索できます。
この『検索エンジン』を『お気に入り』に登録して活用ください。 農薬を上手に使用して大量に収穫できたら、干し野菜の『切干大根』を作ったり、冷凍野菜にしたり、漬物や生のまま長期保存する方法など、『白菜の収穫と漬け方』等を参照し楽しんで下さい。
安全とは「受容できないリスクがないこと」、つまり「受け入れ不可能なリスクがないこと」ですが、言い換えれば、リスクの大きさを 「許容可能」
まで低減すれば、安全な状態と言えます。
当然、個人や自治体・国等によって基準は異なる場合があります。当文書を読んで実施した結果、いかなる損害が発生しても一切保証は出来ませんのであらかじめ了承願います。
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薬剤散布器具・機器・道具 |
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作物名と病害虫に対応する農薬の検索 作物名・病気名・害虫名・農薬名等を複数同時に入力して検索できます。 農薬の登録作物に記載のない作物を調べる |
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【はじめに】
販売する野菜は、少しでも傷があったり歪んでいると商品価値が下がり、出荷すると赤字になります。 手間隙掛けては採算が取れませんから除草を目的にしたり、害虫の駆除や殺虫、病気の予防と治療などで農薬を使用します。 家庭菜園では農家が自家消費用に別の場所で作る野菜と同じように出来るだけ農薬を使わないようにしたいものです。 予防の為にではなく止むを得ない場合にのみ農薬を使用したいものです。 しかし、経験を積むと解ることですが、適切な農薬を病虫害発生の初期や予防的に使用したほうが、総合的に農薬使用量を抑えることが出来る場合もあリます。
【無農薬・有機野菜は安全なのか】
・無農薬農産物:
農薬または化学肥料を使用しない栽培方法によってつくられた野菜。
・有機農産物:
農薬、化学肥料、土壌改良剤を3年間使用せず、堆肥(たいひ)で土づくりされた畑地で、有機肥料を使ってつくられた野菜。
有機野菜は、無農薬ではない。 BT剤という農薬を使用した野菜も有機農産物です。
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堆肥:昔ながらの植物系残渣(残りかす)を自然に堆積発酵させたものです。
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【野菜の害虫による食害】
5月と 9月に晴天が続く時(要因の一つで此れだけが原因とは云えないが)、大発生する下図のヨトウムシ類(ヨトウガ、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ)や、アブラナ科野菜(カブ・カリフラワー・キャベツ・クレソン・ケール・コールラビ・コマツナ・タアサイ・ダイコン・タカナ・チンゲンサイ・ナバナ・ハクサイ・ブロッコリー・ミズナ・ラディッシュ等)の生長点を食害する大根芯食い虫(ハイマダラノメイガの幼虫)は、発生初期に叩かないと野菜が全滅する場合があリます。 アブラムシ・アオムシ・カブラハバチの幼虫(蕪葉蜂・ナノクロムシ・菜の黒虫)・キスジノミハムシ・ダイコンサルハムシ(ダイコンハムシ)なども大量に発生する場合があリます。 ダイコンサルハムシ(ダイコンハムシ)の幼虫に似ているもので、ニジュウヤホシテントウムシはナス科の植物を食べる害虫です。
下図は豌豆の場合だが、上図のヨトウムシ類が大発生すると、手で潰していたのでは 2〜3日で下図のように全ての葉が硬い部分を除いて食い尽くされてしまう。 成虫は卵を産んで廻り、幼虫は食い尽くすと地上を這ってドンドン被害が広がる。なかには糸を吐き出し風に乗って移動するものもいます。
害虫のなかには野菜に手が触るとぽろっと転げ落ちて見つからなくなるものや、蚤のように勢い良く飛び跳ねて発見できなくなるものもいます。 虫の数が少ない場合はプラスチック製や100ショップにあった下図のような金属製で大きなピンセット(tong・トング)などを使い捕殺できる。 下図写真のトングは金属色で光沢があるので、害虫にどのように見えるか疑問だが緑色のラッカースプレイを吹き付けてみた。
下図は白菜が夜盗虫の食害に遭った物で、幾ら葉をむいでも中まで穴だらけです。 下図ように大量発生すると予測される場合は農薬に頼らざるを得ない。
青虫(アオムシ)に良く似た害虫には、ヨトウムシ・ウワバ・コナガ・ナノクロムシ等がいて幼虫の種類により農薬の登録が異なるので、『病害虫データベース』等を参照して判別した幼虫に対し効果のある薬剤を使用します。
野菜ごとに使用できる農薬が異なったり、病気や害虫ごとに効果のある
農薬は異なります。
農薬は野菜ごとに散布時期(農薬残留期間)が異なる場合もあり、農薬や野菜の種類によっては、翌日収穫可能な収穫前日まで使用できるものも多くあるが、野菜の種類により農薬残留期間(使用時期)の長いものもあり、農薬の散布時期を外すと収穫できなくなるので、複数の農薬で説明書を確かめて、ある程度事前に知っておく必要があリます。 複数の農薬を混合して複数の野菜に散布する場合は、誤って散布しないように注意が必要です。 敷き藁やその代わりに刈り取った雑草を敷いたものを鋤き込んだ場合には土壌線虫が湧き、大根や蕪の表面が食害され茶色になったり、人参や牛蒡などの根菜類が二股になるなど、気がついてからでは遅い場合もあるが、毎日菜園を点検し、農薬は時期を外さないように病害虫発生の初期に使用し、手遅れの場合は次回も同じ失敗をしないように症状と対策を調べ、メモ帳・栽培カレンダー・農作業日誌などに記録を残し、次回には予防により失敗を防ぎます。
土壌の pH・肥料・水分が野菜ごとに適切で、勢い良く成長を継続できるように保つと、病気になりにくく、害虫の食害に野菜の成長が勝つので、晴天が続き降雨量が少ない場合は、地上の野菜を見て気付いたのでは後手に回るので、土を掘って確かめ、水分が不足しているようなら、畝と畝の間に走水給水するなどの土中水分を適切に保つ対策も必要です。
登録農薬でないと野菜に使用できないが、Web(World Wide Web・ワールド ワイド ウェブ・WWW)上には野菜の病気予防に木酢、うどん粉病に
2%砂糖水、アリマキに石鹸水・牛乳、モグラ対策にナフタリンなどを使用する方法も紹介されています。
・・・? 天然由来とか天然成分の農薬等という言葉も聴くが、センダンの成分メリアトキシンなど、植物には人体に有毒な成分も含まれています。
法律をどう解釈すれば良いか、小生は法律の専門家ではないので、下記【農薬使用上の注意】・農薬取締法などを参照ください。
平成14年12月に農薬取締法が改正され、@無登録農薬の製造、輸入、使用の禁止(販売は従来から禁止)、A農薬使用基準に違反する農薬使用の禁止、B罰則の強化などが定められました。平成15年3月10日からこの改正法が施行されています。家庭菜園も含め、すべての国民に関係する内容ですので、十分に内容を知っていただきたいと思います。
農薬は『農林水産省登録 第◯◯◯◯号』等と書かれた登録農薬であることを確かめること。農薬の容器(袋)と農薬メーカーのホームページから最新の適用作物使用方法安全上の注意事項などを確かめて使用して下さい。適用作物以外の食用作物または飼料作物に使用できません。使用量の上限または希釈濃度の濃い上限を超えて使用できません。使用時期を守らなければいけません。同じ成分の農薬を含み使用回数を超えて使用してはいけません。使用に関わる違反の場合は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。
家庭菜園用の農薬は、適用作物名・適用病害虫名が出来るだけ多いもの、収穫までの使用時期が短いもの、使用回数が多いものを選ぶと使い勝手が良い。
病害虫に効果のない場合は種類を変えて使用して下さい。
殺虫剤・殺菌剤・除草剤は農薬を販売している場所でメーカーのパンフレットを参照したり下記Webページ等をご覧下さい。
農薬は危険ですから鍵の掛かる場所に保管するなどの注意が必要です。[医薬用外劇物]と書かれた薬剤は紛失・盗難の際に警察へ届け出が必要で、鍵の掛からない場所には保管できません。
購入時は住所・氏名・電話番号・使用目的・保管場所を記入し捺印します。
近所で事故が有れば当然調べられる場合が有るので[医薬用外劇物]の購入は保管庫を先に準備して下さい。
どの農薬も薬剤に添付されている説明を良く読んでお使い下さい。
野犬駆除などの農薬以外の目的には使用できません。
知らなかったは通りません。
上記文書【農薬使用上の注意】は下記を印刷して保管庫に添付して置かれることをお勧めします。用紙はA4サイズで余白を上下左右全て15mmとすればA4サイズ1枚に印刷できます。
attention.htm
農薬取締法:
概要
農薬に関して、農業生産の安定、国民の健康保護、ならびに国民の生活環境の保全に役立つことを目的としています。
法人、個人、農家、一般の方を問わず、すべての農薬製造・輸入・販売・使用者が対象となっています。
<昭和23年7月1日法律第82号>
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4ADBF_jaJP250JP250&q=%E8%BE%B2%E8%96%AC%E5%8F%96%E7%B7%A0%E6%B3%95&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr
農薬取締法第二条第一項に基づく特定農薬:
特定農薬(特定防除資材)に指定されているのは、「重曹」、「食酢」、「テントウムシ等地域の天敵」の三種のみで、詳しくは下記を参照ください。
http://www.env.go.jp/hourei/syousai.php?id=06000042
農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令:
第二条
農薬使用者は、食用及び飼料の用に供される農作物等(以下「食用農作物等」という。)に農薬を使用するときは、次に掲げる基準を遵守しなければならない。
一 適用農作物等の範囲に含まれない食用農作物等に当該農薬を使用しないこと。
二 付録の算式によって算出される量を超えて当該農薬を使用しないこと。
三 農薬取締法施行規則(昭和二十六年農林省令第二十一号。以下「規則」という。)第七条第二項第二号に規定する希釈倍数の最低限度を下回る希釈倍数で当該農薬を使用しないこと。
四 規則第七条第二項第三号に規定する使用時期以外の時期に当該農薬を使用しないこと。
五 規則第七条第二項第四号に規定する生育期間において、次のイ又はロに掲げる回数を超えて農薬を使用しないこと。
イ 種苗法施行規則(平成十年農林水産省令第八十三号)第二十三条第三項第一号に規定する使用した農薬中に含有する有効成分の種類ごとの使用回数の表示のある種苗を食用農作物等の生産に用いる場合には、規則第七条第二項第五号に規定する含有する有効成分の種類ごとの総使用回数から当該表示された使用回数を控除した回数
ロ イの場合以外の場合には、規則第七条第二項第五号に規定する含有する有効成分の種類ごとの総使用回数
【農薬を使用した場合は記録を保存して下さい。】
第九条 農薬使用者は、農薬を使用したときは、次に掲げる事項を帳簿に記載するよう努めなければならない。
一 農薬を使用した年月日
二 農薬を使用した場所
三 農薬を使用した農作物等
四 使用した農薬の種類又は名称
五 使用した農薬の単位面積当たりの使用量又は希釈倍数
【農薬を規制している法律】
[農薬取締法][毒物及び劇物取締法][食品安全基本法][食品衛生法][環境基本法]水質汚濁防止法][水道法][消防法][廃棄物の処理及び清掃に関する法律][特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(化学物質排出把握管理促進法):PRTR法][化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律:化審法]
http://www.jcpa.or.jp/qa/whats/q20d.html
ルーラル電子図書館>防除トップ>防除ニュース一覧>2003/05/20
改正農薬取締法Q&A:
http://lib.ruralnet.or.jp/boujo/news/030520_n2.html
【農薬登録の有効期間】
農薬登録の有効期間は3年で再登録の手続きがなければ失効します。
その間に新しい試験項目が加わった場合は、すでに登録を受けている農薬についても、その試験についての成績提出が義務づけられ、常に最新の基準で安全性の審査が行われます。
科学の進歩とともに、農薬の安全性を評価する為の試験法も進歩し、試験から得られる情報も増加します。
その成果は、農薬の安全性評価に反映されています。
新たな農薬の開発には、およそ10年の歳月と数十億円にのぼる経費を必要とするといわれています。 農薬登録にはそれなりの経費がかかり採算が合わない農薬の製造は中止されます。
詳しくは『農林水産消費安全技術センター/農薬の登録制度』を参照下さい。
野菜に適した土壌にすることで、病虫害に負けない野菜をつくるには、肥料などを使用しますが、肥料には肥料取締法があります。
野菜の病気や害虫に効く農薬の検索は下記をクリックしてご利用下さい。
#reference
農薬・病害虫データベース |
病気の症状、害虫の容貌、夫れぞれの名称が解らないと適切な農薬を選択できません。
通常、害虫は幼虫と成虫の容貌が大きく異なり、例えば幼虫名が「ナノクロムシ」下図で、成虫名が「カブラハバチ」の様に成虫名と幼虫名が異なるものもおり、この対応が解らないと農薬の使用で例えば「マラソン乳剤」・「オルトラン水和剤」等を選択できません。
検索ワード[カブラハバチ]で農薬情報に詳しいグリーンジャパンを検索した結果:カブラハバチ
検索ワード[ナノクロムシ]で農薬情報に詳しいグリーンジャパンを検索した結果:ナノクロムシ
農薬は適用作物名に記載のない野菜には使用できません。
これらが解りやすいように記載された
Webページや、適用作物・使用方法・安全上の注意事項などを確かめる場合に便利な
Webページ等を下記に紹介していますので参考にして下さい。
農薬の使い方を誤ると益虫や有益な細菌を殺傷する場合もあり、注意が必要です。
平成15年3月10日施行 農薬取締法改正に基づく農薬登録に使用される「作物のグループ化」と「作物の分離」による『適用作物分類』
農薬データベースは会員制のものも有り、手順通りTOPページから進めば入会しないと目的のデータを参照できないが、検索エンジン(Googl等)を使用すると目的のデータを裏口から参照出来る場合が有ります。
◎ 農林水産省
> 消費・安全
> 農薬コーナー
http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/index.html
農林水産消費安全技術センター
http://www.famic.go.jp/
◎ グリーンジャパンホーム
> 農薬情報
各種農薬ごとの一覧表・農薬ごとの取り扱い説明・農薬登録関連情報
グリーンジャパン内の検索は、ココ
をクリックして下さい。
http://www.greenjapan.co.jp/noyak.htm
農薬の系統別分類
◎ 農薬インデックス
> 登録農薬一覧 >
種類別登載農薬一覧・50音別登載農薬一覧:
http://www.agro.jp/index4_1.html
◎ 農薬50音別製品情報(クミアイ化学工業株式会社)
http://www.kumiai-chem.co.jp/products/index.html
◎
商品情報(i農力)
http://www.i-nouryoku.com/prod/top.html#nouyaku
農薬データベース
住友化学園芸 > サイトマップ
> 植物に発生する病気や害虫を症状から検索します。
http://www.sc-engei.co.jp/navi/index.html
株式会社ガーディナー
> 病虫害の写真から名称と薬剤を検索出来ます。
http://www.gardener.co.jp/satuchu.html
病害虫資料室 トップ :
http://www.pref.ibaraki.jp/nourin/byobo/siryositsu.html
虫エクスプローラ > 害虫の図鑑 > 野菜の害虫:
http://www.insects.jp/gaiyasai.htm
ティティの昆虫辞典
> 名称一覧
http://mushi.didi-oto.com/var/
JAめぐみの
> 営農情報 > チャレンジ・ザ・農業 > 病害虫図鑑
http://www.ja-megumino.or.jp/einou/challenge/zukan.html
病害虫・生理障害情報 野菜栽培での病気 害虫 生理障害情報 | 野菜前線 【タキイ種苗】:
http://www.takii.co.jp/tsk/bugs_idx.html
武蔵野種苗園
種苗部事業部 病害と害虫情報
病害データベース・病害レポート・害虫レポート
島根県:トップ >
農業技術センター >
技術情報 >
病害虫データベース
http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/gijutsu/byougaityuu/
花と野菜の病害虫:大植防図鑑(社団法人大阪府植物防疫協会):
http://www.epcc.pref.osaka.jp/afr/zukan/
病害虫ナビ(住友化学園芸株式会社):
http://www.sc-engei.co.jp/navi/index.html
『植物病害虫図鑑』(Yahoo!):
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%A4%8D%E7%89%A9%E7%97%85%E5%AE%B3%E8%99%AB%E5%9B%B3%E9%91%91&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
『DATA BOOK 農業図鑑』(のうぎょうドットコム
/ HOME):
「雑草・害虫・病害・農薬」の項目別に一覧表示されているので情報の把握が容易である。
http://www.nougyo.com/data/index_data.html
『埼玉の農作物病害虫写真集』
このホームページは、農家や市民農園・学校農園・家庭菜園等で農作物を栽培する方の病害虫診断に役立てていただくために開設しました。病害虫のほか土着天敵や雑草等の写真も掲載しています。
http://gaityuu.com/index.htm
『病害虫・雑草の情報基地』
診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
JA(農協)に行くと、取り扱っている農薬の一覧表があリ、各野菜ごとの農薬使用時期を記載した農薬使用方法の冊子が無料で入手できる場合もあり、使用目的に合わせて適切な農薬を購入できます。 福山市の JA(農協)では各農家に無償で配布している『JA福山市営農ハンドブック』で【参考資料】の項に(野菜の病害虫防除)の一覧表が記載されています。 コピーをA4のケースに入れておくと便利です。
・有機野菜は無農薬ではない(有機農産物 農薬リスト)
「JAS(日本農林規格協会)が認定している31種類の農薬に関しては使用してもよいことになっています。
【コガネムシ・カナブン・ハナムグリ】
『コガネムシ』の仲間の中に『カナブン』や『ハナムグリ』の名前がついた虫がいる。頭が長方形のが『カナブン』・『ハナムグリ』で、頭に丸みがあり角ばっていないのは『カナブン』・『ハナムグリ』ではない。
『カナブン』・『ハナムグリ』の成虫は樹液に集まり、他の『コガネムシ』は葉を食べる。
『カナブン』・『ハナムグリ』の幼虫は腐葉土・朽木を食べ、他の『コガネムシ』の幼虫は植物の根を食べる。
背中を下にして這うのは『カナブン』・『ハナムグリ』の幼虫
カナブン・ハナムグリ(益虫とされている)とコガネムシ(全部ではないが、大雑把に害虫とされている)の区別は、頭部と、両羽の継ぎ目中央部分が三角形の形が、大きな三角形ならカナブン・ハナムグリで、小さくホームベース型ならコガネムシ。
【ハムシ】
コガネムシを2回り程度小さくした体長5〜8mm前後の虫はハムシと呼ばれ、コガネムシと同じ甲虫類の仲間です。
農薬の取り扱い |
各農薬の適用作物名・適用病名・適用害虫名・希釈倍数・使用液量・使用重量・使用時期(残留期間)・使用回数・使用方法などは、販売された時期により、同一薬剤名でも内容が異なる場合があリます。
最新情報は農薬名をクリックしてそのリンクを参照ください。 購入された農薬によっては、ここに記載した内容や
Webページの情報と異なる場合があリます。その農薬に添付された説明書に従って使用ください。
[適用作物名]に記載の無い野菜には、残留期間や薬害の有無がわかりませんので使用できません。
(←農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令二条一項)
[適用病害虫]については、実際に効くか効かないかということではない。有効成分の違いでもないし、含有量の違いからくるものでもない。
ただ単純にメーカーがその農薬について適用病害虫の試験をして、その成績を、農薬の登録申請時に提出したかどうかの違いだけなのです。
従って、記載のない病害虫に効果のある場合は当然あリます。
多くの農薬を使っている方に尋ねるか、自分で試して下さい。
[農薬の使用期限]
『農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令』の第二条2項に記載されているように、最終有効期限を超えた農薬は使用できません。 下図は「マラソン乳剤」の例です。 文字が小さくて読みにくいが、ラベルに[最終有効年月(西暦下2ケタ)容器底部に記載]と有、容器の底を見ると[14.05−LFJA]と印字されていました。
一般的に農薬は危険なものも多く、散布の際は農薬用マスク・保護眼鏡・不浸透性手袋・ゴム長靴・長ズボン・長袖の作業衣もしくは合羽など農薬に記載された保護具を着用してください。 農薬散布で使用したゴム長靴の外側だけを洗浄し、農作業時も常に同じものを履く方も多くいます。 某国製のゴム長靴は、2014年現在 3日で接ぎ合わせ部分に小さな穴が開くものや 2〜3ヶ月で護謨にひび割れが発生する物もあり、見た目では解らないが水が入る物もあります。 ゴム製ですから汗で内側には湿り気があり本人は気づかないが、これを履いていると毎日農薬が体に吸収されている場合があります。 日本製の長靴は 1960年代には底が擦り減って穴が明く寸前まで履いても水が入らなかった。 農薬散布には信頼性の高い、価格も高く 2倍程度ですが、日本製のものを使用されることをお勧めします。 農薬散布後は危険の無いよう直ちに手足・顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。 農薬を撒く(蒔く・播く)・噴霧・散布・土壌混和する時期は、収穫時期から各農薬に記載された使用時期を逆算して決定し、農薬使用時期を記録に残します。 使用した農薬に記載された野菜ごとに、農薬が完全に分解されて安全となるまでの期間は、下図のように農薬散布区間がわかるよう目印となる棒や旗などを立てて置きます。 収穫時には記録を確かめ、残留農薬が検出できない農薬による危険の無い安全で安心できる野菜を収穫します。
下記は薬剤の説明書に記載された内容の一部や、専門家ではないゆうゆうの使用結果を記載している場合もあり、正しい情報ではないかも知れません。 詳しくは薬剤名をクリックして農薬情報を参照ください。 実際の病害虫の名前や症状・薬剤の効果等は、植物や栽培環境・天気・気温・湿度等により異なり、説明書通り使用しても薬害を起こして野菜が枯死する場合もあります。 新薬は良く効きますが、高価です。 周囲で何度も使用された薬剤は抵抗性を持つ虫が多く期待した効果がない場合もあるので、複数の薬剤を準備しておき、同じ農薬を使用しないようにします。 輪作や混植・間作・混作し、コンパニオンプランツを植えたり、堆肥を鋤き込み天地返しをし、土中水分・土壌ペーハーを適切に保つことで、出来るだけ農薬を使用しないでも良い環境を作ります。
【農薬が害虫に良く効く時期】
農薬には使用する時期により、『大潮の3日くらい前』〜『大潮の最後の日から3日間』のように害虫に良く効く時期があるようです。詳しくは『農薬がいちばん効きやすい時期』を参照下さい。 大潮など潮の干満は『潮MieYell(しおみエール)』等をご覧下さい。 福山市の潮の干満は[ココ]をクリックしてご覧下さい。
[医薬用外劇物]は、印鑑を持参して『農業協同組合(農協)・JA(Japan Agricultural Co-operatives:日本の農業協同組合)』で購入出来ます。鍵の付いた保管庫のない場合は[医薬用外劇物]を購入できませんので、購入前に準備してください。 農協に目的の農薬が無い場合は取り寄せてくれます。
国によっては既に使用禁止になっている農薬も他国(日本を含む)では販売されています。 国により安全の基準が異なり、基準が変わると安全情報の内容も変わってしまいます。 安全性とは何なのか・・・?
薬剤に添付の取説は文字が小さくてお年を召した方には読みにくいので、下記各薬剤のリンクを開いて印刷し、農薬に添付された説明書と異なる箇所は修正し、農薬保管庫に入れておくと年寄りのいる家庭では重宝します。
殺虫剤 |
殺虫剤は野菜の害虫に効く農薬で、浸透移行性剤は植物の根や葉から薬の成分が吸収され、植物体内を移行する薬剤で葉自体が殺虫効果を持ち、その葉を加害した害虫を退治することができます。各農薬の特長と適用作物・適用害虫名や使用方法(使用時期・使用回数・残留期間)については、下記の薬剤名をクリックして参照下さい。 害虫は葉の裏や葉の付け根、新芽の部分に付着している場合が多くこの部分に農薬がかかるようにしないと効果がありません。 土中の害虫を駆除するには土に混和したり灌注する薬剤を使用します。 購入された農薬は、ここに記載した内容やリンクを張った Web ページの内容と異なる場合がありますので、購入された農薬に記載された使用方法に従ってください。 ここでは殺虫剤の一部のみを紹介しています。 紹介していない殺虫剤については、このページ内の『サーチエンジン』をお使いください。
野菜の栽培などで「アブラムシ」と言えば「ゴキブリ」ではなく「アリマキ」、害虫の呼び名は地域や人によってイメージが異なるようです。
「ネキリムシ」・「夜盗虫」は夜になって地上に出てきて、茎をかじってその植物を倒してしま
う「カブラヤガ」の幼虫や白菜・キャベツの結球した玉の中を食害するヨトウガ(タマナヤガ・センモンヤガ・オオカブラヤガ)の幼虫を指す場合があります。
「ネキリムシ(根切り虫)」は土の中にいて根をかじって生活している「コガネムシ」の幼虫を指す場合もあり、「ネキリムシ」は蛾になるものもあれば、「コガネムシ」になるものもいる。
「カナブン(益虫)」の幼虫は腐食性なので、生きている植物を食べないと言われていますが、葱の根っこを食べている腐食性ではない「カナブン」に良く似た「コガネムシ」の幼虫もいる。
http://www16.plala.or.jp/luckyhit/insect/insect.html#gaityuu
「コガネムシ」類の仲間で、星の数が28個あるニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)は成幼虫とも葉上にいてナス、トマト、ジャガイモなどのナス科植物を加害します。
「コガネムシ」類[マメコガネ・ヒメコガネ・ドウガネブイブイ・ハナムグリ(益虫)・ゾウムシ・ウリハムシ・キスジノミハムシ・ダイコンサルハムシ(ダイコンハムシ)]の生態(幼虫として土の中で越冬したコガネムシが成虫になると、春の終わりから夏にかけて活発に活動します。 ... これに対して、幼虫は地上に出ることなく、土の中を垂直移動しながら植物の根などを食べて成長します。 成虫は越冬できないため、コガネムシが孵化してからの寿命は通常約1年です)・有効な農薬(ダイアジノン粒剤3・スミチオン乳剤・マラソン乳剤・アクテリック乳剤・パダンSG水溶剤・アルバリン顆粒水溶剤・ベネビアOD)。
http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu14.html
グリーンジャパンホーム
> 殺虫剤:
http://www.greenjapan.co.jp/noyak.htm#sachu
食毒効果(しょくどくこうか)
殺虫剤などの薬効の1つ。殺虫剤を処理した作物の葉や茎などを害虫が食べることにより、死亡したり、食欲を無くしたり、産卵能力を無くして増殖を妨げる効果。
接触効果(せっしょくこうか)
殺虫剤などの薬効の1つ。害虫に直接散布することにより、あるいは散布した作物表面に害虫が接触したり、圃場に混和した薬剤に害虫が接触することにより、死亡したり、食欲を無くしたり、産卵能力を無くして増殖を妨げる効果。
ガス効果
圃場に混和した薬剤より発生するガスや、殺虫剤を処理した作物の葉や茎などから発生するガスにより、死亡したり、食欲を無くしたり、産卵能力を無くして増殖を妨げる効果。
『アーリーセーフ』
アクタラは、優れた根からの吸収性と、生長点への移行性により、作物の先端まで確実に保護します。 適用野菜も多く、ダイコンシンクイムシなど多くの害虫に効きます。
『アディオン乳剤』
優れた残効性と特異な忌避作用を示します。
ピレスロイド剤特有の速効的ノックダウン効果を示します。
広範囲の害虫に対して有効です。
『アファーム乳剤』
『ガットサイドS』
カミキリムシ類・コウモリガ・キクイムシに効果があります。
『アタブロン』乳剤
『ガードベイトA粒剤』ネキリムシ専用誘殺剤
『トルネードフロアブル』褐色結晶固体(無臭)
『スタークル』顆粒水溶剤 (ネオニコチノイド系殺虫剤)
コナジラミ類・アブラムシ類・アザミウマ類に効きます。使用可能な作物名が多く詳しくはリンク先を参照下さい。
アブラムシに良く効くと云う情報があったので記載しました。
柿の「カキノヘタクイムシガ」や果樹のシンクイムシ・カイガラムシ・カメムシ・ハモグリガ等にも適用。
『スミチオン』乳剤はトウモロコシや松ノ木などの一部の野菜や樹木に使用できますが一般の野菜や樹木に使用すると薬害があるので添付されている説明書を良く読んで使用下さい。毛虫の仲間には効きません、てんとう虫の仲間などに良く効くようです。試しにさつきやトマトに使用してご覧下さい。葉が黄緑になったり萎縮して成長が止まったり、何度もやると皐月や桃木でも枯れてしまう場合があります。下記ランネートよりスミチオンの毒性は強いように感じますが印鑑は不要で園芸センター等でも購入できます。 初心者には下記のランネート[医薬用外劇物]やマラソン等の比較的野菜に薬害の少ないものをお勧めします。 アブラナ科の野菜に付く「ダイコンサルハムシ(ダイコンハムシ)」は畑の周囲[畦畔(けいはん・あぜ・青地・くろ)]の雑草に潜んでいる場合があり、土や雑草に使用されるのは結構ですがアブラナ科の野菜には掛からないように噴霧器を使用しないでジョロなどを使用されるのが無難でしょう。 カメムシ(椿象・亀虫・ヘップリムシ・クサムシ・ヘクソムシ・ハットウジムシ・クサンボ)の仲間には適用病害虫名に記載があるも効果は少ないようです。散布後1週間程度は効果があるようですが有機肥料を使用している影響なのか1週間以降は効果がないようです。
『エルサン』乳剤(有機りん殺虫剤) アオムシ・アブラムシ類・ハイマダラノメイガ・キスジノミハムシ・ヨトウムシ・カブラハバチ幼虫・ハスモンヨトウ・アザミウマ類など果樹・野菜・水稲の広範囲の害虫防除にすぐれた効果を示します。
『ハチハチ乳剤』コナガに卓効を示し、アオムシ・ハイマダラノメイガ(登録申請中)・キスジノミハムシ・ナモグリバエ・カブラハバチ(ナノクロムシ)・アブラムシ類を同時に防除できます。はくさい・なす・トマト・きゅうり・だいこん・かぶの幼苗期および、こまつな・チンゲンサイなどの軟弱野菜にかかると薬害を生じる恐れがあるので、かからないように十分注意して散布してください。
http://www.greenjapan.co.jp/hachihachi_n1.htm
『パダンSG水溶剤』100g800円程度
特異な殺虫作用
パダンは特に経口殺虫作用が強く、ごく少量の摂食で虫はすみやかに麻痺し、死に至ります。稲のコブノメイガ、ニカメイチュウ、イネツトムシ、茶のチャノホソガなどのような作物の茎葉を食害する害虫に特にすぐれた効果を示します。また、パダンの殺虫効果のあらわれ方は特異的で、虫の動きがにぶくなって作物を食害できなくなり、死んで行きます。
散布適期の幅が広い
パダンは散布適期の幅が広く、安定した防除効果を示します。
抵抗性害虫にも有効
パダンは有機リン剤やカーバメート剤などとは殺虫作用が全く異なっていますので、他剤では効きにくくなってきた害虫にも高い効果を発揮します。
『ランネート45DF』水和剤(メソミル水和剤)[医薬用外劇物]
印鑑を持参して農業協同組合(JA・ジェイエイ・Japan
Agricultural Cooperatives)で購入出来ます)
一般の野菜や樹木にも薬害が少ないようです。油虫(アブラムシ・アリマキ・ダニ)類・青虫、記載は無いが毛虫の仲間やカブラハバチの幼虫(ナノクロムシ・菜の黒虫)にも効きます。
てんとう虫の仲間やカメムシの仲間には効果がないようで、散布後1週間程度は見あたりませんが1週間以降は効果がないようです。
[青色水和性微粒及び細粒]だそうですが、古いものは良かったが、新しいものは水に溶けにくいものがあり、噴霧器のノズルを幾度掃除しても詰まる場合があるので、未溶解の粒を噴霧器に入れないよう注意してください。
以前より悪い製品作る会社もあるようだ。
『ダイアジノン粒剤5』[医薬用外劇物](印鑑を持参して農業協同組合で購入出来ます)
平成21年4月8日の政令改正にともない劇物指定解除、「普通物」扱いとなった。
http://www.nipponkayaku.co.jp/japan/kagaku/news/20090317_Dz5G.pdf
タネバエ・タマネギバエ・ケラ・コオロギ・キスジノミハムシ・アワノメイガ・マメシンクイガ・カメムシ類・シロイチモジマダラメイガ・ダイズサヤタマバエ等に効くようです。
通常の殺虫剤はカメムシに効きません。薬剤散布後1週間経過すると又カメムシが付いています。大豆などを移植する時、ダイアジノンを土に混ぜて使用するとアブラ虫・カメムシの予防になります。
一般の野菜や樹木にも薬害が少ないようです。花の咲く直前や咲いている時に薬剤を散布すると実を採る野菜や果樹に実がいつかない場合があるので土に混和して使用する薬剤も重宝します。大豆(枝豆)等のカメムシ予防に『ダイアジノン』は効果があるようです。トマトの病気を媒介するアリマキの仲間やヨトウムシ・ネキリ虫(コガネムシの幼虫)などにも効果があるようです。
播種前・定植前等に土壌混和して使用します。
使用時期は、大根で[収穫21日前まで]・蕪は[収穫45日前まで]となっており、間引き菜は食べれません。
しかし、『大根の間引き菜への農薬(粒剤)使用について』と云う
Webページもある。
ダイアジノン粒剤には、3・10
等もあリます。多少適用害虫・作物名などが異なります。
甘藷(薩摩芋)を植える前に『ダイアジノン粒剤3』を鋤込んで置くと、甘藷黒班病の予防になります。
環境にもよると思いますが、カメムシにはシルバーマルチを下に敷くと効果があるようです。
下図、苗を植えると地表すれすれの部分を食い倒す。土を 1〜2cm 掘ると出てくるカブラヤ蛾の幼虫(ネキリムシ・ヨトウムシと呼ぶ人もいる)には『ダイアジノン粒剤』を地表に散布するのが手間が掛からず効果的です。 農薬を使わない場合はアルミホイルを 2〜3cm 四角に切り、苗に巻きつけておくと良い。 近くに雑草があったり、前作の野菜を鋤き込むと、夜間そこから這い出してくる場合があリます。
『トレボン』乳剤、カメムシには有効成分がエトフェンプロックス(持続性に優れるため、長期間害虫の発生を抑える)である『トレボン乳剤』が効くようですが枝豆には使用時期に注意が必要です。 キャベツに付くアオムシ・コナガ・ヨトウムシ・アブラムシ類によく効きます。
『トレボン粉剤DL』速効的で、効果の持続性もある殺虫剤です。
豆類に着くカメムシ、トウモロコシに着くアワノメイガにも効きます。
ツマグロヨコバイ・ウンカ類・イネドロオイムシ(水稲)やハスモンヨトウ・マメシンクイガ(だいず・えだまめ)など、広範囲の害虫に対してすぐれた効果を示します。
上記乳剤より優れた効果があるという方もいます。
『オルトラン粒剤』 [オルトラン粒剤登録内容変更についてH26年7月1日]
『オルトラン水和剤』 [オルトラン水和剤登録内容変更についてH26年7月1日]
『アドマイヤー1』粒剤(有効成分:クロロニコチニル系殺虫剤イミダクロプリド)は、新しい系統の殺虫剤で、きゅうり、ナスなど野菜の定植時に植え穴処理をすることによって、油虫(アブラムシ・アリマキ・ダニ)類やミナミキイロアザミウマを長期間防除することができます。トマト、ミニトマト、なす、ピーマン、とうがらし類、きゅうり、メロンなどに使用する場合は薬害に注意が必要で規定量を守り移植時に根の周囲10cm以上離して土に混和して下さい。何度か失敗すれば解ってきますが、それでは困る場合は上記の『ダイアジノン』粒剤などを使用下さい。
クロロニコチニル系殺虫剤(ネオニコチノイド系殺虫剤) |
|
一般名 | 主な商品名 |
イミダクロプリド | アドマイヤー |
アセタミプリド | モスピラン |
ニテンピラム | ベストガード |
チアメトキサム | アクタラ |
チアクロプリド | カリプソ |
ジノテフラン | スタークル |
クロチアニジン | ダントツ |
一般にネオニコチノイドと呼ばれる化合物は、アセタミプリド、イミダクロプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、チアクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラムの7種類あります。 ネオニコチノイド系の農薬散布と同時期に体調不良を訴える患者が急増したり、胎児が発達障害を起こしたりする危険を指摘する報告もあり、ネオニコチノイド系農薬は私たちにとっても身近な問題となってきました。
アグロサイエンス通信 >
ミニ解説−農薬科学の進歩(殺虫剤
http://homepage2.nifty.com/~tjinfom/agmini000-2.html
漬物本舗「道長」
> 食について
> ネオニコチノイド系農薬
(農薬の歴史とネオニコチノイド系農薬)
『カルホス粉剤』は野菜、大豆の地下部・地上部を加害する諸害虫、特にコガネムシ類幼虫、マメシンクイムシ、フタスジヒメハムシ等の防除に、また微粒剤Fは野菜、豆類のネキリムシ、コガネムシ、タネバエ等の土壌害虫防除に。
『デナポン5%ベイト』は、一般の野菜や樹木にも薬害が少ないようです。大型の粒剤で手軽に使用でき、よとう虫・ネキリムシ・コオロギ・ダンゴムシに効くようです。 大根や葉菜類の種を蒔いて二葉が出たばかりのところを食べられ、周囲に虫が見当たらない場合は、コオロギによる食害が考えられます。
『ディプテレックス』粉剤(←製造中止)
「ディプテレックス粉剤」 代替品としては、対応作物名・適用害虫名・使用時期を考慮すると「マラソン粉剤3」等はいかがでしょう。
『ディプテレックス』乳剤(←販売中止)
『ベニカS乳剤』
ケムシ、アオムシなどチョウ目害虫に優れた効果があり、庭木、果樹、野菜などに幅広く使えます。
速効性と持続性(チャドクガ・若齢幼虫で1〜2週間、散布薬)があり、害虫を効果的に退治します。
『マラソン』乳剤、植物に浸透移行性があり、吸汁性害虫(アブラムシ類・ハダニ類・アザミウマ類)・ナモグリバエ・カブラハバチ・アオムシ・ウリハムシ・カメムシ類・コガネムシ類・マメシンクイガに効果があります。使用できる作物名が多く、使用できる回数も多く、残効が短いので使いやすいです。
『マラソン粉剤3』有機リン系殺虫剤で、稲をはじめ果樹、野菜まで幅広い適用がある。 アブラムシ類、ハダニ類、カメムシ類など適用害虫の幅も広い。
『サイアノックス』乳剤、家庭菜園の害虫退治に最適。天道虫だまし(ナスの葉や実を食害する)・アブラムシ・アオムシ・ヨトウムシ・シンクイムシに良く効く。アブラナ科野菜(アブラナ・カブ・カリフラワー・キャベツ・京菜・小松菜・.山東菜・タアサイ・大根・高菜・チンゲンサイ・野沢菜・白菜・二十日大根・広島菜・ブロッコリー・芽きゃべつ等)にも使えます。接触毒と数日間の食毒効果も合わせ持つ。
『アファーム』乳剤
『スピノエース』顆粒水和剤
『モスピラン水溶剤』[医薬用外劇物]印鑑を持参して農業協同組合で購入出来ます。(ネオニコチノイド系殺虫剤)
優れた浸透移行性により、巻葉性のアブラムシや潜葉性のハモグリガに有効です。また粒剤処理により地上部の害虫に高い効果を発揮します。非結球あぶらな科葉菜類に使用できる。 1kg、2,000程度
『アクセルフロアブル』
ニューモデルの殺虫剤だから効果的、水菜に使えるのがありがたい。しかし、500ml、4,600円程度で家庭菜園向きではない。『コテツフロアブル』
未完熟の堆肥や敷き藁などを鋤き込んだ場合には線虫が多発する場合があリます。 大根や蕪が食害されて茶色になったり、牛蒡や人参が二股三股になる場合は、線虫による食害が考えられます。(大根や人参が縦に割れるのは、生長初期の水不足が原因の場合があります。土を掘って土壌水分を確かめ、常時適切な土壌水分となるように管理します。)
『ボルテージ粒剤6』 粒状で大根などの根菜を食害するセンチュウ用の殺虫剤です。 キスジノミハムシ幼虫やネダニなどの土壌害虫にも優れた効果を発揮します。 記載されていない「根きり虫」などの土壌害虫にも効くようです。 「ガス抜きの必要がなく、施用後安心して播種や定植ができます。」 と記載されているが、土壌混和するとしばらく雑草が生えてこないので播種10日程度前に土壌混和し、播種前にガス抜き耕運したほうが無難でしょう。 (失効日:2009年02月20日)
『ネマトリンエース粒剤』 甘藷・馬鈴薯・ヤマノイモ・里芋・大根・人参・牛蒡・ニンニク・ラッキョウ・生姜・苺など適用作物が多く、農作物に被害をもたらす全ての土壌線虫に対し、優れた殺線虫活性を有し、長期残効(通常、2〜3ヶ月)が期待できます。
『フォース粒剤』
世界初の土壌害虫専用合成ピレスロイド剤。
優れた残効性と安定した高い防除効果で、播種時または植付時の1回の施用で長時間防除できる。
処理時に土の中に潜む幼虫だけでなく、その後にふ化した幼虫を防除し、さらに飛来する成虫には忌避効果も期待できる。
接触効果に加え、土壌中でのガス効果も示す。作物の根部を有効成分のガス層で包み、近づいてくる幼虫を防除する。
【トウモロコシの芯食い虫対策】
トウモロコシのアワノメイガ(芯食い虫と呼ぶ方もいます)には、パダンSG水溶剤・トレボン乳剤・スミチオン乳剤・プリンスフロアブルなどを使用されるようです。アワノメイガは葉裏に卵を産み、卵からかえった幼虫にはカルホス乳剤が効果的、その後トウモロコシの上から覗いて小さい雄穂が見えるころ、デナポン粒剤かパダン粒剤4を、穂にかかるようにまく手法もあるようです。
『ガットサイドS』はカミキリムシ(噛み切り虫・髪切り虫)類など果樹の木喰い虫類に効くようです。
石灰窒素は、肥料であり、農薬としても働く。主成分は、カルシウムシアナミド。副成分は石灰、ケイ酸、鉄
など。微量のカーバイドを含むので特有の臭気がある。土に散布して混和することで生じるシアナミド(劇薬)の毒性により、線虫類や雑草の防除効果がある。 カルシウムシアナミドは、土中で分解されて無害なアンモニア性チッソとなるため残留毒性の問題はない。
皮膚に対して刺激性があり、化学熱傷を起こす場合がある。皮膚に付着した場合は、充分に洗浄すること。眼に入ると強い刺激性があり危険である。眼に入った場合は、充分に水洗した後、眼科医を受診すること。
散布直後に飲酒すると急性アルコール中毒を引き起こすことがある。これはシアナミドが肝臓でのアルコール代謝に影響を与え、有害なアセトアルデヒドを体内に蓄積させるからである。施肥後、24時間くらいは飲酒を避けるべきである。医薬品としては抗酒剤として利用されている。悪酔いを引き起こすことで、断酒・節酒させようとする。
このような危険性、毒性があるので、散布は防護マスク、防護メガネを着用し、肌を露出しない服装で行うこと。
日本石灰窒素工業会>石灰窒素の農薬効果事例
http://www.cacn.jp/effect/effect.html
BT(Bacillus thuringiensis・バチルス チューリンゲンシス)剤とは、天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)の一種で、チョウ目(鱗翅目・りんしもく・ガ目)、ハエ目、甲虫目(コウチュウ目)[鞘翅(しょうし、さやばね)目]の幼虫に有効であり、BT剤は有機農産物の生産に利用可能、安全性はどうなんだろう? 全ての野菜に使用できるBT剤もあるが、白菜に使用できないBT剤等もあるので、適用作物名を良く確かめて購入してください。
天敵 微生物 BT剤(生菌 死菌) フェロモン剤:
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E5%A4%A9%E6%95%B5+%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9+BT%E5%89%A4+%E7%94%9F%E8%8F%8C+%E6%AD%BB%E8%8F%8C+%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%E5%89%A4&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr
『フローバックDF』褐色水和性細粒及び微粒
ハイマダラノメイガ(ダイコンシンクイムシ)など鱗翅目(りんしもく・ガ目)の幼虫に効く。
『エコマスターBT』
自然界に存在する細菌バチルス・チューリンゲンシス菌の生芽胞および産生結晶毒素(BTトキシン)を有効成分とする微生物殺虫剤です。遺伝子操作や死菌化などの処理を行っていないBT生菌剤です。
人畜、魚介類、鳥類に対する毒性が低く、また新JAS法に基づく「有機」農産物の生産に使用できる天敵等生物農薬に指定されています。全ての野菜類に使用できる。あおむし・こなが・よとうむし・はすもんよとう・おおたばこが・はいまだらのめいが・ねぎこが・しろいちもじよとう等に効き、発生初期、収穫前日まで使用できます。
キャベツに付く青虫・夜盗虫によく効きます。
活性成分は自然界に存在する昆虫病原細菌です。
野菜・果樹・芝・樹木を加害する、チョウや蛾の幼虫に安定した効果を発揮できます。
使用回数の制限がなく、有機栽培や特別栽培農産物生産に使用できます。
収穫直前まで使用することができます。
抵抗性のつきにくいBT生菌剤です。
国内唯一、「クルスタキ」と「アイザワイ」の2種類のBT菌を混合した製剤で安定した効果が期待できます。
BT剤 一覧:
http://www.google.com/search?hl=ja&q=BT%E5%89%A4+%E4%B8%80%E8%A6%A7&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr
微生物農薬の一覧表:
http://lib.ruralnet.or.jp/boujo/idea/030920_i1a.html
オスのヨトウ蛾などを根こそぎ誘い込んで捕獲し、メスだけでは、産卵が出来ずに、幼虫も居なく成る仕組み。早期発見や発生場所の特定などモニタリング用ツールとしても最適。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&suggon=0&rlz=1T4PCTA_jaJP282JP282&q=%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr
コナガの防除は1970年頃まで、有機リン剤が用いられていましたが、1970年後半から抵抗性個体が出現し、その後合成ピレスロイド、BT剤(微生物製剤)、IGR剤(昆虫生育制御剤)などにも相次いで抵抗性個体が確認され、野菜害虫の中で防除の困難な重要害虫と位置づけられています。
ダイコンサルハムシは土の中や雑草・発芽した野菜の陰などに隠れていますので確認しずらいが、野菜の種を蒔いて双葉が出たら食べられてしまう場合にダイコンサルハムシを疑って下さい。 防除は、農薬よりも効果があると思えるほど野菜用の洗剤が良く効く場合があります。 500倍液を作り、ジョロでかけると次のに日には多数死んでいるのが見つかる場合があります。
殺菌剤 |
殺菌剤は、野菜の病気に効く農薬で、植物体内への残留期間が長いものも多く、使用には収穫時期から逆算して使用する等の農薬散布時期に注意が必要です。 頑固なものは農薬に記載された限度いっぱい繰り返して使用するか、複数の農薬を限度いっぱい使用します。 収穫時期が近い場合は、農薬を使用しないで病気になった野菜だけを掘り出して、焼却するか60℃以上に過熱します。又は、地表より 30cm以上深く埋めます。 葱の赤錆病などは土際から刈り取って、地表より 30cm以上深いところに埋めてください。 各農薬の特長と適用作物・適用病害名及び使用方法(使用時期・使用回数・残留期間)については、下記の薬剤名をクリックして参照下さい。 購入された農薬は、ここに記載した内容やリンクを張ったWebページの内容と異なる場合がありますので、購入された農薬に記載された使用方法に従ってください。 ここでは殺菌剤の一部のみを紹介しています。 紹介していない殺菌剤については、このページ内の『サーチエンジン』をお使いください。
農薬のような効果を期待できないが、朝露のある内に『消石灰』や『苦土石灰』を葉面や地表に散布すると酸性雨による被害や化成肥料による土壌の酸性化を軽減し、勢い良く成長を継続するようになることで病気予防になります。
酸性雨など酸性降下物と森林:
林木への影響
・クチクラなど表皮組織の破壊・孔辺細胞の機能障害・気孔やクチクラを通して拡散した酸性物質の内部細胞に対する害・代謝や生長過程に対する障害
土壌への影響
・有機物の分解速度の減少・土壌微生物の変化・根の活性低下
http://www2u.biglobe.ne.jp/%257egln/03/0310.htm
石灰防除のすすめ:
http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2007/200706.htm
馬鈴薯(ジャガイモ)の瘡痂病(そうか病)は、土壌 pH が 5.0〜5.2 に下がると顕著に発生が抑制される。 4.8 以下ならば、 ほとんど発生しないといわれています。しかし、家庭菜園ではこのようなpH調整は無理があり、瘡痂病に強い品種を植えるなど、 野菜ごとに適切な土壌 pH 値と土中水分を保つことで元気良く育ち、病気を予防できます。 風に飛ばされにくいイネ科の植物を敷き藁とすることで、果菜類を土中の害虫による食害から守り、土壌水分の蒸散を防ぎ、枯草菌による病気予防にもなります。 枯草菌にはセレウス菌のように食中毒の原因となる菌も有るようで、安易に生物農薬を使用できないが、有用微生物群(EM菌)を使用する手法もあるようです。
殺菌剤は、野菜の病気に効く薬剤です。下記などを参照下さい。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/guide02.html
http://www.biseibutsu.jp/sakkin/index.html
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E8%BE%B2%E8%96%AC+%E6%AE%BA%E8%8F%8C%E5%89%A4&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr
グリーンジャパンホーム
> 殺菌剤:
http://www.greenjapan.co.jp/noyak.htm#sakkin
『アタッキン水和剤』
●多くの病害に効果の高いトップジンMと細菌性病害に有効なストレプトマイシンとの
配合剤で、より効率的な防除が期待できます。
●作物への浸透が強く、優れた殺菌力を示し、予防・治療効果とも優れています。
●本剤は、特にばれいしょの黒あざ病・そうか病・黒あし病、もものせん孔細菌病・黒星病、
たまねぎの軟腐病・灰色腐敗病など、細菌性病害と糸状菌による病害の同時防除剤として
適しています。
『アミスター20フロアブル』250ml/3500円程度
シメジ(マツカサキノコ)の一種である食用きのこから発見された天然生理活性物質(ストロビルリン類)に由来する殺菌剤で、作用性としては病原菌細胞におけるミトコンドリア内の電子伝達系に働き、呼吸を阻害します。
アミスターは作物に侵入する前の病原菌に効果を発揮する「予防効果」、作物内部に取り込まれる「浸透性」を有し、体内全体を守ります。また、既に侵入した病原菌に対しても効果を発揮する「治療効果」、また葉表から葉裏の病原菌へ、葉裏から葉表の病原菌に対し効果を発揮する「浸達性」を重ね備えております。
幅広い病害に効果があります。子のう菌類、担子菌類、不完全菌類、べん毛菌類の多くの糸状菌に対して優れた殺菌効果があります。
扱いやすいフロアブル製剤で散布液の調製が容易であり、収穫物の汚れも少ないです。
人畜に対し毒性が低く、有用生物にも影響が少ないです。
べと病、うどんこ病に対してローテーションの一剤となる新系統の薬剤です。・・・きゅうり
つる故病に対して優れた効果を持ち、べと病、うどんこ病に対してはローテーションの一剤となる新系統の薬剤です。・・・メロン
つる故病に対して優れた効果を持つ新系統の薬剤です。・・・すいか
育苗床防除では炭そ病に高い効果を示し、うどんこ病の同時防除も可能です。・・・いちご
発生初期までに予防的に散布することでさび病(赤錆病)、べと病や黄斑病にも高い効果が期待できます。・・・ねぎ
うどんこ病に対してローテーションの一剤となる新系統の薬剤です。・・・なす
赤かび病の重点防除時期の散布でうどんこ病も同時防除できます。・・・小麦
※ 比較的残留期間が短く対応品種も多いが、価格が高いので、菜園仲間や農家と共同で購入してください。
『オーソサイド』水和剤
果樹、野菜(なす・ししとう・ピーマン・はくさい・トマト・きゅうり・すいか・メロン・しろうり・かぼちゃ・たまねぎ・葉たまねぎ・セルリー・いちご・いんげんまめ・ごぼう)、花類の広範囲の病害(黒斑病・白斑病・苗立枯病・べと病・疫病・葉かび病・灰色かび病・炭疽病・褐斑病・つる枯病・白色疫病・苗立枯病・葉枯病・芽枯病)に卓効があり、薬害が少ないので幼苗期散布にも有効です。
収穫物の汚染が少ない。
散布剤としての用途のほか、種子消毒、土壌灌注などにより、腐敗病や苗立枯病などの土壌病害に優れた効力を持つ。
『オラクル粉剤』
作物名:稲(箱育苗)・かぶ・キャベツ・はくさい・カリフラワー・ブロッコリー・非結球あぶらな科葉菜類・なばな・ばれいしょ
根こぶ病、粉状そうか病の病原菌を眠らせたままにせず、直接作用
休眠胞子を眠らせたままにせず、作物に感染する前に遊走子をたたきます。
だから、病害の発生をしっかり予防
病害感染の元となる遊走子を阻害します。「静菌」ではなく「殺菌」作用で病害を予防します。
畑の土をきれいにします。
休眠胞子から出てきた遊走子を「殺菌」し、土壌中の菌密度を低減させます。
『カーゼートPZ水和剤』
べと病、疫病に対し予防と治療の両方の効果を示します。
作物名:はくさい・きゅうり・すいか・メロン・トマト・たまねぎ・らっきょう・ぶどう・だいず・ばれいしょ
ホーム > 製品情報トップ > 病害防除剤 > 『キノンドー水和剤40』
はくさい・たまねぎの軟腐病、レタスの軟腐病・腐敗病・斑点細菌病、きゅうり・メロンの斑点細菌病、キャベツ・ブロッコリーの黒腐病、こんにゃくの腐敗病・葉枯病、シクラメンの葉腐細菌病などの細菌性病害防除に使用する場合、発病後の散布では効果が劣るので発病前〜発病初期から予防的に散布する。
しその斑点病に使用する場合、薬液による汚れが生ずるので、葉にかからないように株元に散布する。
うり類に対する薬害は無機の銅剤に比べて少ないが、なお幼苗期・高温時には注意して散布し、過度の連用はさける。
『シグナムWDG』
広範囲の病害に有効
作用性の異なる2成分が、うどんこ病、炭疽病、つる枯病、すすかび病、黒斑病、菌核病、べと病など、幅広い病害を抑えます。
両有効成分とも葉内に浸達するため残効性、耐雨性にすぐれます。
優れた予防効果と持続効果
2成分共に病原菌の「胞子発芽」を阻害し、早く植物体内に取り込まれるため、発病前から発病初期の優れた予防効果と、残効性を発揮します。
『ダコニール1000』懸濁液体
ばれいしょ・やまのいも・もりあざみ・らっかせい・きゅうり・にがうり・ズッキーニ・すいか・メロン・かぼちゃ・トマト・ミニトマト・なす・キャベツ・はくさい・ひろしまな・だいこん・なばな類・たまねぎ・ねぎ・わけぎ・らっきょう・にんじん・セルリー・レタス・リーフレタス・みつば・アスパラガス・しょうが・みょうが・にんにく・ゆうがお・うり類・てんさい・うど・ふき・食用ぎく・食用ゆり・ピーマン・しそ等、適用作物も多く、べと病・炭疽病(たんそびょう)・うどんこ病・灰色かび病・黒星病(くろぼしびょう・黒点病)・褐斑病(かっぱんびょう)・つる枯病・灰色かび病など、広範囲の病害に有効です。
発売以来耐性菌の出現事例が無いそうです。
『ホライズンドライフロアブル』
褐色腐敗病・べと病、疫病に安定した防除効果を発揮します。
『ジマンダイセン』水和剤
作物への付着性がよく、雨にも流されにくい性質をもつ他、その特異な化学構造から残効性にも優れた保護殺菌剤です。
まくわうり・まくわうり・メロン・かぼちゃ・はくさい・キャベツ・たまねぎ・ねぎ・トマト・きゅうり・アスパラガス・ばれいしょ・らっかせい・いんげんまめ・そらまめ・あずき・だいず・てんさい・やまのいも・にんにく・いちご・てんさい等、適用作物も多く、炭疽病・べと病・つる枯病・疫病・褐斑細菌・さび病(赤錆病)・黒斑病・灰色腐敗病・灰色かび病等に効くようです。
『バスアミド微粒剤』
トマト:青枯病等、広範囲の土壌病害虫に優れた効果を発揮。また、雑草に対しても高い殺種子効果があります。
『バリダシン』液剤
ナスの青枯病はその症状が激しく被害が大きいこと、伝搬が容易であること、防除が困難であること等から全国のナス産地で重要な病害となっています。
露地では気温の上昇とともに発生が見えはじめ6月から盛夏にかけて多発します。
青枯病の原因となる細菌は水分を含んだ土壌中で5年以上生存が可能で、水により容易に伝搬されます。
本病害に対する防除はこれまで定植前の土壌消毒のみで、生育期に処理が可能な薬剤はありませんでした。
今回登録拡大となったバリダシンはナスの青枯病に対して生育期に茎葉散布できる薬剤です。
『バリダシン液剤5』
バリダシン液剤5は、武田薬品工業(株)が研究開発した農業用抗生物質「バリダマイシンA」を有効成分とする殺菌剤です。1972年の上市以来、イネ紋枯病菌をはじめとするリゾクトニア菌やその近緑菌(白絹病菌など)による各種作物の糸状菌(カビ)病害に優れた効果を発揮し、好評を博しております。
『ベルクート』水和剤
多くの病害に対して高い防除効果を示します。子のう菌類をはじめ広範囲の糸状菌に有効です。
『ベンレート』水和剤
菌核病・灰色かび病・炭疽病、黒星病・つる枯病・つる割病・萎凋病・(なす)半身萎凋病・乾腐病など、幅広い適用をもった殺菌剤で、浸透性に優れ、予防と治療の二つの効果を示します。 茎葉の病害、貯蔵病害、種子伝染性病害、土壌病害など多方面にわたりすぐれた効果を示します。濃度及び適用作物によっては収穫前日まで使用できるのが農家にはうれしい事だろう。
人畜に対する毒性が低く、浸透移行性・耐雨性・残効性に優れ、さび病・すすかび病・うどんこ病・斑点病などに効きます。
『フロンサイド粉剤』
アブラナ科野菜の根こぶ病、ジャガイモ(ばれいしょ)そうか病(ソウカビョウ)、粉状そうか病、ねぎ白絹病等の病害に有効な土壌殺菌剤です。また、本剤は殺菌的に作用します。
既存剤の効果が不安定な場合でも、30〜40kg/10a(全面施用土壌混和の場合)で効果を発揮します。
そうか病は未熟堆肥、鶏糞、稲わら堆肥を施用したところなどで発生しやすい。また、塊茎形成初期に圃場が乾燥すると発生が多い。
『ネビジン粉剤』
ジャガイモのソウカビョウ。 キャベツ、はくさい、ブロッコリー、なばな、のざわな、かぶの根こぶ病防除に幅広く使用できます。
既存剤では防除困難な根こぶ病にも優れた効果を発揮します。
きわめて低成分で安定した効果があります。
残効性に優れ、長期間効果が持続します。
『アグリマイシン100
』
ストレプトマイシンにオキシテトラサイクリン(テラマイシン)を配合した複合抗生物質製剤である。
作用性の異なる2種類の抗生物質、ストレプトマイシンとテラマイシンの共力作用によって広範囲の植物性細菌病を的確に防除できる。
テラマイシンはストレプトマイシン耐性菌に対しても有効で、耐性の獲得を遅延させる。
枝枯細菌病、せん孔細菌病、かいよう病、黒斑病、花腐細菌病、疫病、軟腐病、黒あし病、そうか病、黒腐病、腐敗病、春腐病、葉枯病、斑点細菌病、葉腐細菌病、野火病、角斑病、吊り腐れ(空胴病菌による)、空胴病、縮葉細菌病、かさ枯病
適用病害および使用方法 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 総使用回数* |
野菜類 | 軟腐病 | 500〜2000倍 | 150〜300L/10a | 発病前〜発病初期 | - | 散布 | - |
シクラメン | 1000倍 | ||||||
ばれいしょ | 1000〜2000倍 | ||||||
16倍 | 3.2L/10a | 無人ヘリコプターによる散布 | |||||
かんきつ | かいよう病 | 1000倍 | 200〜700L/10a | 散布 |
* | : | 総使用回数は、本剤及び非病原性エルビニア・カロトボーラを含む農薬の総使用回数。 |
『バリダシン液剤5』
剪定・整枝時の切り口、胴枯病などの病患部を削り取った後の傷口に塗るペースト状の殺菌剤で、病原菌の侵入を防ぎ、枯れ込みを防止し、切り口の治りを早めます。
●チューブ容器入りですので、手を汚すことなく手軽に使用できます。
■剤型・使用方法
ペースト剤 : 切り口の塗布
■効果のある病気
てんぐ巣病、胴枯病、斑点性の病気(黒斑病、つる枯病、つる割病、輪紋病)、紅粒がんしゅ病、乾腐病、晩腐病、腐らん病
[その他]傷口のゆ合促進、切り口の枯込防止、木材腐朽、切り口及び傷口のゆ合促進
■対象作物
[野菜]きゅうり、まくわうり、すいか、メロン、漬物用すいか
[花木・樹木]樹木類、さくら、きり、ぶな(伐倒木)
[果樹]果樹類、かんきつ、ぶどう、かき、くり、りんご、なし、もも、マルメロ、かりん、いちじく、おうとう、びわ、キウイフルーツ
生物農薬 |
農薬としての目的で利用される昆虫・線虫・菌類など天敵農薬・微生物農薬関連の情報は下記などを参照下さい。
糠醗酵物質と線虫:
米糠およびその発酵物の土壌への添加により、センチュウ由来の病害が抑制される。
微生物農薬の一覧表:
http://lib.ruralnet.or.jp/boujo/idea/030920_i1a.html
【有機栽培で使用可能な農薬】
有機JAS規格では、「農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であって、耕種的防除、物理的防除、生物的防除又はこれらを適切に組み合わせた方法のみによっては、圃場における有害動植物を効果的に防除することができない場合」に、有機農産物の生産をする上で使用できる農薬の種類を定めています。
有機栽培で使用可能な農薬の種類:
http://www.zc.ztv.ne.jp/kiikankyo/newpage30%20PesticideOrganic.html
除草剤 |
除草剤は、水田用・散布場所・散布方法や効果の持続期間の長短などに異なる特性があります。使用する状況に応じて目的に合った除草剤を選択し、必ず薬剤の説明書に従って正しくお使いください。数週間後には例外もあるが草の根まで枯れてしまうので楽な除草手段です。近所の年寄りの話ですが、畑に使用できる除草剤も度々使用すると野菜の生育に良くないようです。何度か使用すると薬害が出てきますので菜園にはお勧めできません。玉葱や、なす・トマト・キュウリ・オクラ等の果菜類では黒色のビニールマルチを使用して脇から覗く雑草には除草剤を使用するのが楽な方法ですが、根本周辺に刈り取った雑草や新聞紙2〜3枚程度で土を覆って風で飛ばないように土を掛けておくと一夏草が生えないし、収穫期を終えたらそのまま耕耘できますので楽です。
【雨雲の動き】
除草剤を散布後4〜5時間以内に雨が降ると効果が悪くなる場合があるので、雨雲の動きを天気予報のレーダー(下図)で確かめて散布します。(ブラウザの設定によっては下図の表示が出来ない場合があリます。クリックすると大きく表示されます。)
除草剤
> タイプ別除草剤とそのリスク:
http://jyosouzai.blog.shinobi.jp/Category/3/
雑草に効く除草剤一覧
http://www.sc-engei.co.jp/zasso/joso.html
[畑作用除草剤]
作物ごとに適用雑草及び使用方法を守らないと農薬取締法違反になり、作物に薬害が発生する場合もあり、食用として収穫できなくなります。
ラウンドアップ・ラウンドアップハイロード・バスタ・エイトアップ・カーメックスD水和剤
トレファノサイド乳剤 トレファノサイド粒剤
ジニトロアニリン系の除草剤で、土壌処理により雑草の発芽時に幼芽、幼根から吸収され分裂組織の細胞分裂を阻害することにより効果を発揮します。
多くの作物に使えます。40食用作物(平成15年9月現在)および、非食用分野でもさまざまな用途に利用でき、栽培方法にあわせた使用方法が選択できます。
百均で如雨露(じょうろ)下図を買って帰り、トレファノサイド粒剤専用の散布器具を作成した。
下図では白い(植木などに水をそそぎかけるために小さな穴があけてある)部分を取り外し、中側から「三つ目錐」で穴を大きくし、穴の数を多くあけて、外側になる部分で穴の周囲に出来たバリ(返り)を取るには、カッターで削り取れば良い。
粒剤を均一に散布するには、粒剤を適量タンク部分入れて、白い部分を素早く左右に振りながら移動すればよい。
ゴーゴーサン細粒剤F ゴーゴーサン乳剤
雑草発生前の土壌処理でイネ科・広葉雑草を同時に防除します。
雑草の発生を40〜60日間と長期間抑制します。
プリグロックスLは人体・環境・作物に安心してお使いいただける接触速効型の除草剤として、世界120カ国以上で約40年にわたり、数千万人の農家の皆様に使われ続けてきました。速く効き、土壌流亡を防ぎ、環境持続型農業に適しているプリグロックスLは、幅広い作物に登録をもっています。
サンフーロンは土に残らず農耕地使用OK !竹やドクダミ、スギナ…種類選ばず根まで枯らす。グリホサートイソプロピルアミン塩 液剤。.
[水田除草剤]
http://www.agri.zennoh.or.jp/visitor/appines/zassou/sui_zai1.asp
2,4-Dアミン塩
1)ホルモン型、吸収移行型の除草剤で、雑草の茎葉や根から吸収され、体内を移行して生理的な障害を与えて枯死させます。
2)本剤の作用は選択性が明瞭であり、広葉雑草には効果が高く、イネ科雑草に効果がありません。
3)土壌中の移動性は比較的大きく、効力の持続期間は約20日間です。
4)高温時ほど(25℃以上)、効果が高くなります。
[非農耕地用除草剤]
農林水産省の登録がない除草剤と、農林水産省の登録のある非農耕地用除草剤も有るが、非農耕地用は当然農耕地には使用できない。
バックアップ粒剤
バックアップ粒剤はカルブチレートを有効成分とする非選択性の緑地管理用除草剤です。
一年生雑草のほか、ススキ、セイタカアワダチソウなどの根の深い多年生雑草にも効果があります。
また、粒剤ですので散布が簡便で、残効期間も6ヶ月程度と長く安定した除草効果が期待出来ます。
ケイピンエース
除草剤 クズ・木本性 つる類防除剤
ケイピンエースの有効成分であるイマザピルは強力な殺草力があり、ケイピンエースを
根株に施用することにより、クズ全体を防除することができます。また、対象雑草に直接
処理するので周辺植物に影響はなく環境への影響が少なくすみます。
日本石灰窒素工業会>石灰窒素の除草効果
http://www.cacn.jp/effect/b.html
透水性がある防草シートによる除草作業の省力化:
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4PCTA_jaJP282JP282&q=%e9%98%b2%e8%8d%89%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%88
薬剤散布器具・機器・道具 |
上記の乳剤は液状のもの・水和剤は粉状(顆粒状)のもの・水溶剤(顆粒状)のもの等を、夫れぞれ通常展着剤と混ぜて、薬剤に記載された濃度(数倍〜数千倍程度)に水でに薄めて下図のような噴霧器を使って、できるだけ風のない時を選んで散布します。 少量の薬剤散布なら家庭で使用した「消臭剤」の空き容器などを使用しても良い。 100円ショップでも噴霧器は販売されている。 [使用方法]に[散布]と記載されている場合は、薬剤に記載された散布出来ない部分を除き地上部全体に散布します。 [使用方法]に[灌注]と記載されている場合は、圃場もしくはペーパーポット等に、 [散布液量]などに記載された指示に従って使用します。 使用した器(計量容器・噴霧器など)は通常ブラシなどを使用しないで水洗を3度以上実施して保管します。 使い切れず散布器具に残った溶液や水洗に使用した水は畑に穴を掘って捨て、水路等に流さないで下さい。
噴霧器Q&A
http://www.handsman.co.jp/myweb/D72-2-5.html
柄杓(ひしゃく)型噴霧器(容量: 1リットル程度1000円程度〜)日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売。 100〜500ml程度の噴霧器は百円ショップ・日曜大工センター等にもあるようです。
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4PCTA_jaJP282JP282&q=%e6%9f%84%e6%9d%93%e5%9e%8b%e5%99%b4%e9%9c%a7%e5%99%a8
4l(4リットル) 程度の農薬 蓄圧式噴霧器(1000円程度〜)は、日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売されている。
蓄圧式噴霧器はポンプを押すことで圧力を上げノズル部分を回転することで噴霧される水滴の大きさを任意に調整できます。
これを調整することで、高い木で 2〜3m
の高さ程度まで散布できます。
薬液を上限一杯まで入れた場合で、全量噴霧完了するまでに
2度程度タンク内圧力を上昇させるためにポンプを数回から数十回押す必要があリます。
しかし、電池式の噴霧器より構造が簡単で堅牢ですから蓄圧式をお勧めします。
家庭菜園では必要ないが、果樹など高い木にも使用できる背負い式や車載式の『動力噴霧器』等もあります。
【飛散防止】
通常、液剤散布器具では、ノズル部分のネジを回転して調整し、噴霧(水滴)粒を大きくする事で、風により薬剤が周囲に飛散するのを防止することが可能です。
除草剤や指定外農薬などがかかっては困る場合にはノズル部分のネジを回転し、適切に調整して使用します。
下記のような飛散防止カバー付きの噴霧器や飛散防止カバー単体でも販売されています。
HS-401BRF
ミスターオート:
飛散防止カバー付き泡・粒2種類の除草噴口であらゆる除草に対応した除草剤専用噴霧器。
上記粉殺虫剤など粉剤は散粉器で散布します。 [使用方法]に[散布]と記載されている場合は野菜の地上に出ている部分全体に散布します。 家庭菜園用の散粉器で、下図ポンプ式のものは安価(千円程度)ですが詰まったり大量に吐出されたりで扱いにくいです。 下図の2種類を対比した結果では、左側よりは右側の吐出量が安定していた。 日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売。
下図回転式の散粉器は高価(5千円程度)ですが粉剤の吐出量が安定しておりに調整レバーで任意に調整できます。一度買っておけば粉剤も手軽に使用できます。 酸性雨に度々遭うと、植物の葉の表面を保護しているワックス層が破壊され、気孔を痛め、光合成や呼吸を阻害します。 酸性雨に度々遭う場合には、朝露のあるうちに苦土石灰や消石灰を葉面散布すると良いそうだ?。日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売。
粉剤の散布で、プランターに植えた野菜などのように極少量使用するには、ストッキング等に粉剤を入れ、棒の先に結わえて散布すると、散布器具がいりません。 反対に大量の散布には「動力散布機」もあります。
【散粒器】
粒剤の散布器具(6千〜1万円)もある。
農薬(粒剤・ペレット剤)・肥料等を広範囲に散布する場合に使用します。
農機具販売店・日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売されています。
家庭菜園では上図のようなものは不要でしょう。 家庭菜園用としてはポリエチレン製やゴム製などの手袋を着用して、掴んで撒くか洗濯機用の粉洗剤に添付されているプラスチック製のスプーンでも十分です。 顆粒の薬剤を使用すれば、散布器具などの道具なしでも薬剤散布ができます。
家庭菜園では少量の散布ですから、100円ショップに販売されている柄杓(水杓)の小さい物、お玉、スプーン(さじ)等を使うのも良いでしょう。 肥料散布用に大きいものも有れば便利です。
杓子(お玉)やスプーン等もあると便利。
「農薬の剤型とその特性・常用語と記号」について
農薬に記載された取扱い説明書は、必ず読んでください。 使用方法は農薬に添付された小さな一覧表の中に納まるよう農家向けに簡単に記載されているため、農家でない方には解りにくいので、下記表にしてみました。 農薬散布時には直接肌に薬剤が付着しないよう使用する農薬に記載された専用の作業衣、もしくは合羽を着用し、保護具(マスク・メガネ・手袋・ゴム長靴・. 帽子等)を使用します。 農薬の散布により身体に異常を感じた場合は,ただちに作業を中止し,医師の診断を受けて下さい。 農薬使用後必要なら、手洗い・洗顔・うがい・入浴などの農薬中毒にならない処置をしてください。
粒剤や粉剤・液剤などの使用方法(薬剤に記載された使用方法とその解説) |
|
全面土壌混和又は作条土壌混和 | 粒剤などを畝前面、もしくは作物の種をまくために一定の間隔で平行に作った列に手もしくは粒剤散布器具で散布後耕耘する。 希釈した液剤を地表に散布し耕耘する。 |
は種前作条散布 | 苗を定植しないで、直接畑に種をまく場合には穴ではなく溝を掘ってゆき、種をまく直前にその溝にまく。 |
粒剤葉面散布 | 葉の表面にパラパラまく。 当然、粒ですから葉からこぼれて周りの土にも散らばります。 |
植溝散布 | 植え穴をひとつづつ掘らないで、溝を掘っていく場合もあるので、その溝にまく。 |
植穴散布 | 苗を植えるときに、開けた穴(植え穴)の中にまく。 |
株元散布 | 植えた株の周囲にまく。 土寄せ前と記載のある場合は散布後直ちに土寄せします。 |
株元施用 | 粒剤などを直接作物の株元の土壌に処理する施用方法。 |
希釈液剤散布 | 希釈液を噴霧器で野菜全体に滴る程度噴霧する。 土壌混和は地表に散布し耕耘。 |
粉剤散布 | 散布器具を使用して、野菜の地上に出ている部分全体に散布します。 |
灌注処理 | 薬剤の希釈液をジョウロなどを用いて土壌表面・土壌中・紙ポットなどに注ぐこと。 |
浸漬 | 指定部位を指定時期に指定の希釈液に指定時間浸ける。 |
粉衣 | 農薬の粉剤や水和剤を種子にまぶす。 |
農薬の希釈は、薬剤に記載された倍率に従って下記計量器具などで正確に測定して(計り・量り・測り)希釈します。 濃い場合は野菜に薬害が出たり、残留農薬が基準値を超える等の問題が発生します。 薄い場合はワクチンのように、薬剤に耐性のある細菌や害虫を製造する結果となる場合もあリ、『農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令2条3項』に使用しないよう記載されています。
農薬の乳剤(液剤)を計量するには「メスシリンダー」・「メスピペット」・「計量スポイド(スポイト)」・「計量カップ」などを使用します (ガラス以外のプラスチック製品では溶け出したり変形する場合があリます) 。 計量スポイトには、測定目盛 0.01ml程度から測定可能なもや安価な注射器タイプもあリます。 少量の農薬を計量したい場合は高価なものだが測定目盛 0.001ml と云うものもあるようです。
計量器具はブラシを使用しないで、3回以上水洗し、自然乾燥が基本ですから、一度に複数の薬剤を計量する場合は、その数だけの計量器具を準備しておくとより正確に測定できます。
土壌pH調整などで濃硫酸を希釈する場合では希釈方法を誤ると激しい発熱や突沸による危険があリます。
水溶剤・水和剤など粉状・粉末状・顆粒状の薬剤を計るには0.1gから量れる「超小型デジタル光る精密はかり」等を使用します。
高い精度を要求しないなら、キッチン用品を販売しているところで、1gから測れるもの
や
0.1gから測れるもの
も販売されており、千円程度で入手できます。 デジタルポケットスケール(0.1g〜500g)は千円程度で販売されているようです。
微量の農薬を計量するには
0.01gの計量が可能な物で、二千円程度からあるようです。
計量容器の洗浄ではブラシを用いないこと(原則)。また、乾燥は自然乾燥で行なうこと。
一度に複数の薬剤を量る場合は薬包紙(折り紙・メモ用紙)が有ると便利です。
下図、発売元:サカタのタネ、粉末はかり「ワンタッチ計量」は 0〜10g/0〜30g 及び、5〜50ml の計量が出来る天秤ばかりで、 \448でした。 日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売。 使ってみたら、指示針の振れが何時までも止まらないので、測定目盛を読み取るのにコツがいるようだ。
水和剤など粉もしくは顆粒状の薬剤で
1000倍の希釈液を 1作るには、上記の計量器具で
1gを計量後、 500m程度の計量カップに少量の水を入れて、割り箸などの木片でかき混ぜながら少しずつ薬剤を入れてください。
水をかき混ぜながら入れないと薬剤が固まり、水に溶けない場合があリます。
展着剤や乳剤のように液状の薬剤で 1000倍の希釈液を 1作るには、上記の計量器具で
1mを計量後、少量の水を追加し、液剤散布器具に入れます。
計量器具に付着した薬剤がなくなるまで数回水を入れては、その水を液剤散布器具に移します。
液剤散布器具に薬剤と希釈水の合計が 1になるまで水を入れると完了です。
液剤散布器具に計量メモリの無いものや、液面が判りにくいものでは、下図のような計量メモリのある計量バケツ等をお使いください。日曜大工センター・園芸センター・DIY(ディーアイワイ・Do It Yourself)センター等で販売されています。
展着剤(てんちゃくざい)・殺菌剤・殺虫剤は上記の計量器具を使用して計量し、混和する全ての薬剤を500m程度の計量カップで適度の水と良く攪拌後、完全に溶解したのを確かめてから散布器具に入れ、目的の薬液量に成るよう水をいれます。
薬剤混合の順番は、展着剤→乳剤→フロアブル→水和剤の順番に加えていきます。
展着剤・殺菌剤・殺虫剤A・殺虫剤Bの4種類の全てが1000倍の薬液を作る場合は、展着剤:1m・殺菌剤:液状
1m(粉状や顆粒状の場合:1g)・殺虫剤A:1m・殺虫剤B:1mの全てを500m程度の計量カップで適度の水と攪拌後、液剤散布器具に入れ、全ての薬剤と水の合計が液剤散布器具の目盛りで
1に成るよう水をいれます。
薬剤には混和できないものや混和手法に一部例外もあります。
展着剤・殺虫剤・殺菌剤等を混合出来るか否かは、夫れぞれの農薬に記載があるので、混和したい場合は説明書を良く確かめてください。
野菜毎に農薬残留期間が大きく異なる場合もあり、複数の野菜に散布する時は失敗しないように混和しないのが無難です。
1L(リットル)=10dl(デシリットル)、1L=1000ml(ミリリットル)、1dl=100ml
です。
1ml=1cm³(立方センチメートル)=1cc(シーシー・cubic centimetre)
厳密には「水1 リットルは 0.999972 kg」ということになりますが、高い精度が要求される世界ならともかく日常生活では、水1 リットルは 1 kg として問題ないでしょう。
【農薬の薬液量と農薬希釈倍率の薬液量早見表】
当農薬希釈倍率早見表は、Excelで作られていますので任意の位置に列・行を挿入し、大容量、小容量、特殊な希釈倍率など、セルを[コピー/貼り付け]で使用目的に合わせ簡単に加工できます。
・農薬希釈倍率の早見表Excelファイル
・農薬希釈倍率の早見表PDFファイル
廃農薬・農薬空容器は、JA(農協)で、数回/年、廃棄物処理費用:500円/kg程度で回収してくれます。 近くのJAに相談してください。
農薬関連情報 |
イネ科の雑草を刈り取って敷くと枯草菌による病気予防になり、圃場にあたる直射日光を遮り、水分の蒸発を防ぎ、雑草が生えにくくなります。
唐辛子も虫害・鳥害に効果があると言います。ある種の植物どうしをうまく組み合わせると、病害虫や雑草の被害をなくしたり減らすことができるコンパニオンプランツを植える手法もあります。牛蒡の根を食べる虫がほうれん草の根を好むため、ほうれん草と牛蒡を交互に植えると牛蒡が2又に成りにくい。
鳥害防止効果があると聞き CD-ROM
をぶら下げたが鳥害には効果が無く(鳥には学習能力が有り)根元周辺におくと虫害には効果が有った。
等々、インターネット上には色んな情報があリます。
多くの情報を採取し試して下さい。先ずは真似ることから始めると意外な発見が有るかもしれません。
ソラマメのアブラムシ対策。ソラマメの花は上の方にも咲くが草丈の1/2より低い所にしか豆は着かない。
アブラムシは成長点(茎の最先端部)に付着し、下方や周囲の豆に増殖してゆく。従ってある程度成長したら上部を刈り取ると無農薬でも問題なく収穫できる場合がある。
福山市神辺町にお住まいの方は、下記湯野にあるJAに行けば、農薬・肥料・農業資材・農機具などを販売しています。 農薬を購入する方は印鑑が必要なものもあるので持参して下さい。 営農指導員等の専門家がいて相談に乗ってくれます。 自分は暇でも、彼らは忙しいし、他の方にも迷惑ですから、ある程度 Web 上を調べて、質問は必要最小限にするように心がけましょう。下図をクリックすると拡大/縮小が可能な『マピオン地図』が表示されます。
野菜の病虫害はその名称がわからないと、対応できない場合もあリます。 写真による野菜の症状から見た病虫害や、その対策などの記載があるWebページなども含め、農薬関連情報のWebページは下記を参照ください。
農薬ネット:
http://www.nouyaku.net/
農薬インデックス:
http://www.agro.jp/
農薬情報館:
http://www.jcpa.or.jp/
住化タケダ園芸株式会社
『園芸初心者のための基礎知識』 薬剤・肥料・土
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/siru/index.htm ←リンク切れ
http://www.sc-engei.co.jp/siru/index.htm
◎ 『病害虫ナビ』 野菜の症状から病虫害対策
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/index.html
← リンク切れ
http://www.sc-engei.co.jp/navi/index.html
大きな画面で見る植物の病害虫:
http://www.pref.nara.jp/nogyos/nousou/byoucyugai/index-byougaicyu.htm
京都グリーンファーム > 主な病害虫:
野菜作りのノウハウが記載された Webサイトで、下記は野菜病虫害の写真と対策のある Webページ
http://www2.ocn.ne.jp/~greenfrm/musi00.html
野菜に使用出来る・殺虫剤・殺菌剤・選択性除草剤・非選択性除草剤・受粉昆虫・天敵昆虫
http://www.syngenta.co.jp/cgi-bin/support/list/list.cgi?c=yasai
長崎県病害虫防除基準「BJ07:作物一覧」
http://www.suisan.n-nourin.jp/bg/bj07/GBJ22110.asp
のうぎょうドットコム
> 農業図鑑:
野菜の名称から病害・害虫・農薬を調べるのに重宝します。
http://www.nougyo.com/data/index_data.html
「有機」表示のできる農薬
http://www.greenjapan.co.jp/yuki_hyoji_noyak.htm
http://www.flying-colors.info/organic-farming/yuuki.htm
農林水産消費安全技術センター > 登録失効農薬一覧
http://www.acis.famic.go.jp/toroku/sikkou9.html
環境・土づくり・農薬・災害・気象etc
http://www.pref.nagano.jp/xnousei/sakukai/gijyutu/etc/etctop.htm
農薬コーナー(農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 農薬対策室)
ここでは、農薬に関する様々な情報を入手することができます。
改正農薬取締法について・改正農薬取締法のポイント解説・農薬の基礎知識・農薬情報(農薬一覧、検索、各種基準など)・特定防除資材(特定農薬)について・マイナー作物対策について・無登録農薬問題について・農業資材審議会農薬分科会・報道発表資料(プレスリリース)・その他のトピックス
http://www.maff.go.jp/nouyaku/
農薬は出来るだけ使用を控えたいものですが、農薬に混ぜて使用する展着剤は合成洗剤の仲間ではないのか?、安全性はどうなんでしょう。
http://www.nichino.co.jp/fujinokai/useful/use_015.shtml
木酢液は安全なのでしょうか?
http://www.jicosh.gr.jp/Japanese/country/france/statistics/carex.htm
木酢液関連情報
正露丸(セイロガン)とはどんな薬なのか?
http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/seirogan-01.html
これどうなの『無農薬を可能にするニームあなたの大切な植物を守ります。』下記Webページを参照下さい。
http://www.hapima.com/prd/02000234/02000234y-3/
虫の脱皮や羽化、摂食を阻害する効果のあるニームは、熱帯原産の非耐寒性植物で、割と暖かい地方でも冬になると外では確実に枯れ、室内に置く場合は耐寒性の低い観葉植物の感じで、完全に枯れないまでも葉が変色し痛む場合があるようです。
一年草と割り切って、必要な場所に毎年苗を数本植えるのがコツです。
ニームに関する論文:
有効な害虫(ウンカ、ヨトウ、メイガ、アブラムシ、コキブリ、蚊、ボーフラ、貯穀害虫、センチュウ、カタツムリ、糸状菌)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/100-mei-sai/a5cba1bca51.html
農薬や肥料などの安全性と基準
安全とは一体なんでしょうか、なにを基準に安全だと思うのでしょうか。キュウリを縦割りにした断面を観て長いものと言えば正しいが、輪切りにして観ればほとんど正円に近い。いくら精密に検査して種の個数や形状まで調べても、立体的なものの断面は断面に過ぎません。精密な装置を使用して安全の確性を取ってもそれは或る断面について確性を取ったに過ぎません。
学者さんは人を納得させるために数値を使用しますがだまされない注意も必要でしょう。
http://www.choshinet.or.jp/~farmer/nouyakutohiryou.htm
農薬も、より安全性が高く、残留期間の短い新薬が開発されています。 近所の年寄りから散布後翌日収穫できる農薬があることを聞いた方が 、JA(農協) に行き営農指導員がいたので、散布後翌日収穫できる農薬について尋ねたら、「どんな農薬も翌日収穫できるようなものは無い」と云われて、残留期間が短くより安全性の高い新薬が在るにもかかわらず購入しないで帰り、今までどおり残留期間の長い(安全性が低い)農薬を使用している場合があリます。 ← この話では 3名の登場人物のうち誰かが嘘をついているようにも思えるが、営農指導員は「どんな野菜にも」と云ったか、「特例を除く」という意味で云ったのかも知れない。 講習料を払って聞いている場合は別として、人はものの一部しか話しませんし、聞く側にも熱意が無いので、この事例のようなことが発生します。 JA には肥料や農薬の一覧表があリます。 農薬は錠の掛かるショーケースに入っている場合もあリますが、依頼すれば手に取って記載内容を確かめることも出来ます。 上記で紹介したように農薬に記載された内容と、事実が異なる場合もあり、農薬の知識は自分で調査し、使ってみて判断することも大切です。 安全性・有効性等は何を基準にしたかによって変わり、複数の要因によって変わります。 梅干しと骨粗鬆症の因果関係を扱ったWebページを紹介しておきます。 肩書きに左右されない事も大切です。
【輸入野菜の安全性は?】
中共(中華人民共和国)が生産する野菜類の47.3%に◯◯な残留◯◯が残存しているというデータがあるそうだ、中共はとりわけ◯◯性の高いものを主に日本へ向けて輸出している。? 下記などを参照。
http://konn.seesaa.net/article/3821017.html
国が異なれば法の規制が異なるのは当然で使用する側が自国に合った輸入規制をしていないのなら輸入している国に問題がある。 決められたことを守らない人もおり、極一部のみの抜取検査なら基準以外のものが含まれていても全て基準内と判断される場合がある。 前例があるなら今後もあると判断するのが妥当でしょう。 売れないものは販売されないので当然安易に買って食べる消費者にも問題がある。 レトルト食品などある程度加工されている物には、含まれる食材毎に生産地を記載したものは少ない。 従って購入飲食には注意(覚悟)が必要。 安価な食材を安心して入手できる仕組みづくりが必要です。
ビールスの着いた球根や株を使用しないで種を採取して使用すれば解決できる場合が有ります。苺の場合はランナーから出た子株の次に出たランナーの先に付く孫株を使用するとビールスに犯されていないので大きな実が付きます。ビールスの付いた鋏等の使用を避ける。
ビールスの付いた野菜は別区画に穴を掘って地表より30cm以上深いところに埋める。
殺菌剤だけでは的外れ、野菜が元気良く育つ土作りと圃場水分管理も大切です。
夏果菜類は最低気温が10℃以上(2010年福山市南部実績5月中旬)になって定植すると元気良く育つので病気になりにくい。
油虫(アリマキ・ダニ)・シルバーリーフコナジラミ・ミナミ黄色アザミウマ等の虫がビールスを媒介するので、野菜が元気良く育つ条件以外では、虫が付かないような(ビニールハウス・防虫網のトンネル・不織布のトンネル)対策を実施する。
農作業日誌など、過去の経過を参考に時期を見極めて予防のために適切な農薬を使用する。
シンジェンタジャパン
> 害虫と病気の話
> バックナンバー:
http://www.syngenta.co.jp/support/gaichu/gaichu.html
株式会社グローウェル-肥料・植薬・農業資材の販売
> 病気と害虫|有機野菜づくり:
http://growwell.jp/byokigaityu/
福岡県庁ホームページ
> しごと・産業・まちづくり > 農業 >
最近問題の病害虫の発生生態と防除法
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/d05/mondaino-byougaichu.html
アイリス家庭菜園ドットコム>野菜の病害虫対策:
http://www.iris-saien.com/buz/
農薬のような効果は期待出来ないが、野菜が毎年病気になって困る。殺菌剤を何度散布しても効果が無い。
カブラハバチ(菜の黒虫)に農薬が効きにくい。
その他の病虫害にも出来るだけ殺虫剤・殺菌剤を使用したくない等と、仰る場合は上記散粉器を使った苦土石灰の葉面散布が肥料効果もあり、病虫害に効く場合もあリます。
肥料の葉面散布:
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4PCTA_jaJP282JP282&q=%e8%82%a5%e6%96%99%e3%81%ae%e8%91%89%e9%9d%a2%e6%95%a3%e5%b8%83
稲藁やイネ科の雑草を敷くとうどん粉病などの予防と、メロン・南京などの果実がウリハムシ (ウリバエ) の幼虫による食害から防ぐことも出来ます。 ホウレンソウやエンドウはpH調整が有効。
日本石灰窒素工業会>太陽・石灰窒素法
http://www.cacn.jp/soil/soil.html
『農薬・病害虫データベース』で調べた後は、農薬情報に詳しい『グリーンジャパン』等でサイト内を検索します。
検索[テキストボックス]の中に検索項目(作物名・病気名・害虫名・農薬名など)をスペースで区切り追記して検索下さい。
複数の作物と複数の病気害虫に対応した農薬などを調べるのに重宝します。
検索結果が表示されたら[キャッシュ]をクリックすると入力した複数の文字列が色付けして表示されます。
作物名は[ひらがな]が多く使用されており[カタカナ]や[漢字]もある。 [非結球アブラナ科葉菜類]・[アブラナ科野菜]・[野菜類]等と記載されたものもあります。
病害虫名は[カタカナ]が多く[ひらがな]・[漢字]もある、一貫性はないので検索に困りますが、検索にはコツがあリます。
たとえば、[赤錆病]を検索するとヒットしない場合は、[さび病]・[サビ病]・[さび]・[サビ]等でも検索してください。
[さび病]と記載があれば、[赤錆病]・[白錆病]共に効果があると判断すべきでしょう。
病気や害虫の呼び方は地域によって異なる場合もあリます。
害虫は成虫名が「ハイマダラノメイガ」幼虫名は「ダイコンシンクイムシ」と名前が異なるものいます。
成虫・幼虫どちらか一方で登録されている場合があります。
適用病害虫名に記載がなくても効果のある場合もあります。
農薬の使用時期は、[収穫前日まで]・[収穫3日前まで]・[収穫7日前まで]・[収穫21日前まで]・[出芽時]・[は種時]・[定植時]等と記載されています。
したがって[翌日収穫可能な農薬]など記載されていない文字列で検索しても出てきません。
下記サイト『住友化学園芸株式会社』等でも検索ください。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/index.html
農薬の登録作物に記載のない作物を調べるには、下記のリンクをたどって各ページの注意事項を確かめた上でご覧ください。
独立行政法人農林水産消費安全技術センター
│(http://www.famic.go.jp/)
└> 農薬
│(http://www.acis.famic.go.jp/)
└> 農薬登録申請
│(http://www.acis.famic.go.jp/shinsei/index.htm)
└> 農薬登録における適用作物名について
│(http://www.acis.famic.go.jp/shinsei/sakumotuhyou.htm)
└> 申請に用いる作物名
(http://www.acis.famic.go.jp/shinsei/3986/3986beppyou1.pdf)
【上記サーチエンジンの検索結果】
[ゾウムシ]:
低温で保存しておくと孵化しないようだが、豆類を常温で保存しておくと、中から穴を開けて出てくるゾウムシに効く農薬を検索してみました。
http://www.google.com/search?oe=shift_jis&ie=shift_jis&lr=lang_ja&hl=ja&hl1=ja&as_sitesearch=www.greenjapan.co.jp&q=%83%5D%83E%83%80%83V&btnG=%8C%9F%8D%F5
【検索範囲の拡大】
『グリーンジャパン』サイト内に記載されていないが、農薬として登録されたものあります。 『蚊に効く薬剤』を長い試験期間と経費を費やして農薬登録しません。 蟻に効くとして販売されていた蟻専用の薬剤より、[適用病害虫]の欄に[蟻]が記載されていない(適用病害虫の試験をしていない)農薬が非常に良く効いた事例もあります。 検索結果に目的のものを表示できない場合に、検索範囲を拡大したい場合は、下図の様にテキストボックス内をドラッグして反転表示の文字列[ site:www.greenjapan.co.jp]を削除して検索下さい。 有用な情報を入手できるかも・・・。 デング熱と蚊の薬剤関連などは『日本防疫殺虫協会』のページを参照下さい。
【農薬の価格調査】:
農薬のおおよその価格を調べるには『日本農業システム オンラインショップ』・『農薬価格表』等が参考になります。
【防除暦】:
予防的に農薬を使用する防除暦を検索するには、サーチエンジンでキーワードに[野菜名
防除暦]と入力してください。
例、[キャベツ 防除暦]:
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4PCTA_jaJP282JP282&q=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%84%E3%80%80%E9%98%B2%E9%99%A4%E6%9A%A6&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&aq=f&aqi=g1&aql=&oq=&gs_rfai
無農薬栽培をされる方は、勢い良く成長する野菜は病虫害に負けないので、定期的に堆肥を鋤き込み、圃場の pH(ペーハー)と土中水分を野菜に適した値に保ち、種まき後は適切な間隔に間引き、成長した時点を考慮して定植し、寒冷紗・不織布・ビニールシート・防草シート・敷き藁(刈り取った雑草)やコンパニオンプランツ・フェロモントラップ・捕虫器などをお使いください。 病虫害が大量に発生したら、止むを得ない場合として、農薬を使用するか焼却もしくは穴を掘って埋めるなどの処置をしないと、周囲に迷惑を掛ける事になります。 (周囲で農薬を使用するから、病原菌の繁殖を抑える細菌や害虫を捕食する益虫がいなくなるとも云えるが・・・)
参考資料 |
【残留農薬の全くない野菜づくり】
残留農薬が気になる方、野菜はどのように洗えばいいの、野菜は水に浸けても水をはじいているようだ。
野菜用洗剤も販売されているようだし、某国のように洗剤を入れて野菜用の洗濯機で洗う・・・?、スポンジ洗い、ブラシ洗い、振り洗い、流水で洗う?。
上記に記載したように野菜の根や葉から薬の成分が吸収され、野菜の体内を移行する浸透移行性薬剤の場合は農薬を洗い流せないようです。
どのように処理すれば良いのでしょうか?。
自分で作った野菜以外は安心できませんが、『家庭菜園 残留農薬実態調査』・『農薬工業会』等を参照すると、農薬に記載された『使用時期』等の取り扱い説明に従って使用すれば、収穫した野菜から残留農薬が全く検出できないことがわかります。
当ページを読んで各農薬に記載された使用方法・使用上の注意事項に従っていれば安心して農薬を使用できますし、自分の作った野菜に残留農薬はないと太鼓判を押したくなります。
葱を植えるとカーバイトに水滴を落として発生するアセチレンガスのような臭いが土の中に充満します。 モグラはこれを嫌うそうです。 試してください。
鳥獣被害防止対策については下記などを参照ください。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&client=firefox&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&q=%E9%B3%A5%E7%8D%A3%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%AF%BE%E7%AD%96&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&aq=f&aqi=g5g-m1&aql=&oq=
光による害虫の物理的防除方法
ハエや蜂などの一般昆虫の視感度から,365nmのUV放射を基本としたブラックライト蛍光ランプが誘引用として利用されている。
ヤガ類、カメムシ類などの害虫が好む光の波長を抑えた黄色光を夜間点灯することで、害虫を集まりにくく、夜間活動(果実の吸汁、産卵、交尾)を抑制します。
農林水産省
> 消費・安全
> 食品表示とJAS規格
> 食品表示の監視について
> 自主申告情報について
> JAS法とは
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_gaiyou.html
改正JAS法について(平成18年3月1日施行)(PDF:866KB)
農薬ネット トップページ:
http://nouyaku.net/index.html
福山市の農薬販売店で在庫が無い場合は、近くのJA(農協)で注文すれば通常 7日以内に入荷します。
エンドファイトが感染した植物による家畜の中毒については古くから知られていたが、エンドファイト感染植物は、他種生物に対して高い防御機能をもつ物質をその植物に生成させる事が知られている。 このような機能は、生物が進化の過程で獲得したと考えられる。 植物の細胞内に共生する微生物「エンドファイト」が、植物と会話を交わすように共生を始める様子や、植物に必要な養分を供給するだけでなく、植物の病気や環境への耐性を高めることなども確かめられ、こうした性質を減肥料・減農薬農業に利用する試みも始まっている。
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