ホームページ > 飛べない魔法使いのお部屋 > (3-M)『広島県福山市神辺町平野神社秋祭り祭囃子』
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更新:2017年10月02日
広島県深安郡、旧神辺町内『跳ね踊り』の出所である御野村平野神社(八幡神社・清瀧神社)の『跳ね踊り』祭囃子について記載しました。 祭りやその前準備の会場が社交場であった時代は去り、スマホの時代になってきたので、MIDI ファイルの祭囃子と関連情報をアップしたので、宜しければご活用ください。 長い年月を経て伝承されてきたので、地域や年代により、微妙に異なる場合があるかも知れません。 平野地区の方で間違っていると思われる場合は正しく訂正して連絡下さればうれしいです。
PDFファイル 下図(和楽器・小鉦・大鉦・太鼓リズム譜)のダウンロード
下記楽譜『平野神社跳踊祭囃子』のpdfファイルは、下記楽譜をクリック(タップ)するとダウンロードできます。
上記楽譜の『平野神社跳踊祭囃子』を midiファイルにしたので、下記をクリック(タップ)すると音楽をダウンロードできます。
5回繰り返しのMIDIファイル『haneodori5bell150.mid』 |
MIDIファイルは、デスクトップ等の判りやすい場所にダウンロードします。 再生できない場合は『midi 無料プレヤー』・『スマホ MIDIプレヤー』等をダウンロードして再生下さい。 もしくは『オーディオファイル 変換ソフト 無料』等をお使いください。
『Windows Media Player』
MIDIファイルを再生できるWindows Media Player
は無料で入手出来ます。 『Windows Media Player の入手』を参照下さい。
対応する「拡張子」(ファイルの種類)とMedia Playerのバージョンについては、『Windows Media Player でサポートされているファイルの種類』などを参照ください。
MIDIファイルをほかの形式にコンバートするには、『Windows Media Player MIDIファイルをファイルコンバート』等を参照ください。
跳ね踊りや祭囃子は伝承される過程でドンドン変化してゆきますが、ここにあるMIDIファイルは、いくらダウンロードしても、減る事も変わることもありません。
アップロードファイルの形式を『MIDI』としたのは、下図のように容量が小さいからです。
光学メディアに焼く場合
Windows Media Player でも可能だが、ファイル変換が必要なら上記ファイルコンバート用のソフトなどをお使いください。
『平野跳ね踊りの由来』
沼隈半島の山南(さんな)に八百数十年前から伝承されている『沼隈町山南 はねおどり』が、「沼隈(ぬまくま)おどり」とも言われ,、福山市一円の氏神さまに奉納されて来ました。
上御領の「はねおどり」に使われていた太鼓胴の内側には、万延元年(1860)に太鼓の革を張り替えたと墨書されたものがあるそうだ。
平野の「はねおどり」は、明治の終わりごろ、山南から平野中組へ伝えられたそうで、若い衆から青年団、子供会へと伝承されてきたようです。
叩きながら跳ね踊る片手に下げた太鼓は『桶胴太鼓(おけどうたいこ)』です。
小鉦(こがね)・大鉦(おおがね)は、『摺鉦(すりがね)』
もしくは『当たり鉦』と呼ばれている和楽器です。
摺り鉦といえば、チベット仏教で祈りの時に用いられる音具のひとつでシンギングボウル(ドニバトロ・ダプカ・Singingbowl)と云うお椀の形をした鉦がある。日本のお寺で使う磬子(けいす)に似た形をしているが、音の形態は異質のものだ。ダプカの周りを棒でなぞるように擦ると、音と音が共鳴して波打つようなウォーンウォーンと連続音が現れる。チベット仏教のお寺では昔からダプカの音を聴いたり、体の悪いところに響かせて、病を治すことにも用いてきた。
福山市には多くの跳ね踊りがあり、古くは、田植えが終わったとき、病気も怪我もなくお米が豊作である様にお祈りし、秋には、お米が収穫できた感謝の行事として、行われていたようです。
この踊りの原形は農村行事の「虫送り」や「雨乞い」にあるようです。
江戸時代に水野勝成が福山城主となり、この踊りはすこぶる勇壮で活気に満ち、士気を鼓舞するとしてこれを奨励し、各村々に鉦鼓を給付、雨乞い、虫送り、祭りなどの諸行事で行なわせたと伝えられています。
江戸時代の踊りについては菅茶山の「御問状答書」や近世有名画家による「はねおどり図」に描かれています。
『音楽などのデータ共有について』
Yahoo!で「
スマホ PC usbメモリデータ共有」を2017年9月に検索すると約2,080,000件ヒットしました.。
Android端末ではSDカードを用いて簡単に保存領域を拡大したり、データの共有ができます。
[USBマイクロB♂⇔USBタイプA♀]の変換ケーブルは、600円〜1000円程度にて家電量販店で販売されています。
iPhone・iPad、Android、PCの全部で使えるUSBメモリーも販売されています。
USBメモリーの取り外しでは、記憶データ保護のため、必ず壊れるのではないが、マウントの解除(アンマウント)を行ってからメモリを外しましょう。
といわれている場合があります。
USBメモリなどの取り外しには注意が必要(下記など)。下記には
取り外しの詳しい手順が記載されています。
http://www.sumaho-etc.net/?p=228
壊れたメモリーの、データを復元したり、修復することができる場合もあります。
『壊れたusbメモリーの修復』等を参照下さい。
『音の高低やリズム等について』
『平野神社跳踊祭囃子』は、主に西洋音楽で最も広く用いられている楽譜の5線譜を使用しています。
音の高低は『ト音記号』を参照下さい。
音の長さなどは『音符 休符』等をご覧ください。
縦線・終止線・反復記号等も確かめたい方は『縦線 終止線 反復記号』等を参照ください。
リズム・拍子は、楽譜で言うと、左端のほうに書いてある、数字のことですが、
一小節の間に、四分音符が、三つ、入るなら、四分の三拍子。
ここに記載した『平野神社跳踊祭囃子』1番の場合では、 一小節の間に、二分音符が四つ、あるから、二分の四拍子、でも実は簡単ではないので詳しくは『リズム・拍子』などを参照下さい。
曲の速さ『テンポ』は、『メトロノーム記号』で表示されています。
『平野神社跳踊祭囃子』では、about=150
と記載していますが、これはその場の状況によって変わり一定ではないようです。
跳ね踊りの一団が場所を移動する際には、目的地まで
1番を行進曲の様に繰り返しながら移動します。
八幡神社境内で奉納中の跳ね踊りを録音したときには、1番〜2番:=132、3番:=192、
4番〜6番:=184でした。
打楽器の場合は、リズム譜が使われていたり、五線ではなく単線の場合もあり、ト音記号やヘ音記号が記載されていなかったり、記載されていても五線が音の高低を表していない場合があります。
詳しくは『打楽器の楽譜の読み方』等を参照ください。
『速い曲・遅い曲』
『平野神社跳踊祭囃子』で、5回繰り返しの:=110は、『haneodori5bell110.mid』です。
5回繰り返しの:=120は、『haneodori5bell120.mid』です。
5回繰り返しの:=130は、『haneodori5bell130.mid』
です。 5回繰り返しの:=140は、『haneodori5bell140.mid』
です。興味のある方は、いずれも容量が小さいのでダウンロードして下さい。
『当WebページのURL』
http://wizardyuuyuu.shikisokuzekuu.net/wizard/maturibayashi.htm
『YouTube上の動画』
平野八幡神社で奉納跳ね踊りの動画が YouTube
にアップされていたので URL を下記に記載しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=YShsSjuuCNU