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種の配布について

更新年月日:2014年08月04日 

 

種の配布は、面倒なので中止しました。

種の配布は日本国内限定です。営利を目的に種を生産しているわけではなく、自家消費の為に取った種の余りをお分けするので量は少なく、無くなり次第受付配布を終了します。 

自分で種を採取する場合は、『F1』・『交配種』・『○○○(←種の販売会社名)交配』等と記載のある種からできた野菜の種を採取しても、発芽しない場合や同じものができない場合があります。 動植物に奇形があるように100%の保証はできないが、 『在来種』・『固定種』と記載のある種からできた野菜から種を採取すれば同じ野菜ができます。 

 

配布可能な種の種類

【大根の種の配布について】

今年(2007年)の配布は7月1日以降に下記に従ってメールを下さい。

2007年09月07日配布終了。 これ以降の配布は致しません。

おでんや風呂吹大根にしても比較的にべちゃべちゃしないでサクサク感がある大根です。ス入り・網かぶりは非常に遅く、たぶん『あじまるみ(←交配種)』と云う名の大根のようだが、頂いた方からの情報がないので品名はわからない。 家の畑では大きいもので根径は20cm長さは40cmにもなる。 あじまるみとは違う品種かもしれない。 大根の種を取るのに、2006年は丁度悪い時期に雨が続いたので失敗した。仕方なく2年前の種を植えても問題なく大根ができた。写真を見れば解るように今年も種が乾燥するのを待っていたら雨で種から芽が出たり腐ってしまう。今年は大根の種の採取方法を変更しました。 天候には関係なく、雨に濡れたままでも時期が来たら少しずつでもハサミで枝を切り取って持ち帰ることにした。屋内乾燥で今年は多く種が取れたので小生のWeb頁をご覧頂いている方に配布が可能です。

大根につく害虫

青虫や下図のような青虫と同じ容貌で黒い色の害虫(カブラハバチの幼虫・ナノクロムシ・菜の黒虫)は発見してマラソン乳剤等の農薬を散布すれば間に合う場合もあリますが、ダイコンシンクイムシは怖い。大根シンクイムシはアブラナ科野菜の成長点を食害します。 ダイコンシンクイムシに成長点を食害されると、それ以降の成長は無いと云えます。 播種前にオルトラン粒剤を撒いて鋤込むもしくは作条処理する。

 二葉が出そろった頃シンクイムシ予防を目的にオルトラン水和剤サイアノックスランネートディプテレックス乳剤等を散布して下さい。有機農産物とするならBT剤エコマスターなどを使用します。 双葉が出たとたんに食害される場合はデナポン5%ベイト等が効くようです。 根をセンチュウの食害から守るには『ボルテージ粒剤6』・『ネマトリンエース粒剤』等を播種前に鋤込んでおくか、マリーゴールドを植えておき鋤込んだ後で種を蒔きます。 キスジノミハムシには播種前にダイアジノン粒剤5を鋤込んでおくのが効くようです。

カブラハバチ成虫
 http://www.kcc.zaq.ne.jp/athalia/symphyta/atl.htm

【農薬の作条処理】

 耕運し畝を作ったら、条間50〜60cm(野菜の品種により異なる)になるよう、耕運してふわふわになった畝で播種溝とする部分を、先ず前向きに足で踏み固めて行き、2〜5m(播種長)まで進んだら、踵を浮かせた状態で後向きに凹凸が少なくなるように踏み固めながら後進して元に戻ります。 踏み固めた溝にオルトラン粒剤やダイアジノン粒剤等を万遍に振り掛けて行き、ジョロで散水します。 数センチ間隔に種を蒔き土を掛けます。 再度オルトラン粒剤やダイアジノン粒剤等を万遍に振り掛けます。 

【発芽率を高くするコツ】

種を蒔く前に必要なら水をたっぷり撒き、発芽するまでは種を蒔いた上から水をかけません。 散水が必要なら双葉が覗いてからジョロ等で散水します。 

【農薬による予防】

数年同じ野菜を作り続け、経験上必要なら双葉が覗いてからマラソン乳剤やランネート水和剤などを散布します。 農薬は[適用病害虫名]に記載がない場合でも効果が顕著なら使用しても良いと思うが、← これは小生の判断で誤っているかもしれません。 詳しくは『農薬取締法』などを参照下さい。 
 [作物名]に記載のない野菜には使用できません。 
 少ないのは良いではないかと不思議に思うかもしれないが、希釈倍率が最低限度以下なら、予防接種と同様で病気の原因菌類や害虫などに耐性ができてしまいます。 「希釈倍数(農薬の希釈をした場合におけるその希釈の倍数をいう。)の最高限度及び最低限度」の範囲外での使用はできません。←詳しくは『農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令』等を参照下さい。

下図はクリックすると拡大表示できます。

 

【タマゴメロンの種の配布について】

今年(2007年)の配布は9月1日以降に下記に従ってメールを下さい。

2008年04月20日配布終了。これ以降の配布は致しません。

メロンを露地栽培すると大きな果実が沢山付き豊作間違いなし、と思っていると一斉に葉がしおれて熟れる前に枯れてしまう場合が多々あり、多くの方がメロンを作るのを諦めます。 これは下図ウリハムシ(ウリバイ)の幼虫による根っ子の食害だそうで、ビニールマルチで根元を完璧に塞ぐと良いと云われて試したが、手間をかけても成功しない。他にも原因があるのかもしれない。 小生もメロンを作るのは諦めました。
 タマゴメロンはメロン独特の香りと甘みがあり家庭菜園の初心者にも作れるメロンです。果実は熟れると白色で容貌が鶏のタマゴに似ている小さいメロンです。鶏卵よりは少し大きく、我が家の畑では大きいもので15cm程度になります。頂いた種より我が家で採取した種は大きい。 

 

上記の種が欲しい方へ

 上記の種が欲しい方は下図のポストをクリックしてメールを下さい。迷惑メールとして自動的に破棄される場合があり、携帯など別の手法でのメールは受付できません。( 2.項のメールが届かない場合は受付配布が終了と判断して下さい。)

1.メールには下記の イ.〜ホ.を明記して下さい。

イ.種の名称

ロ.貴方の郵便番号

ハ.貴方の住所

ニ.貴方の氏名

ホ.個人情報は下記3.項の目的(種を入れるための返信用封筒を送る)以外に使用しないことを誓える方はそれを明記して下さい。

大根の種(10ml)を希望の方は下図のポストをクリックして下さい。

  ここをクリック

b.メロンの種(5ml)が欲しい方は下図のポストをクリックして下さい。

  ここをクリック

2.上記イ.〜ホ.を明記したメールを受信したら、折り返しこちらの郵便番号・住所・氏名を記載したメールを送ります。

3.上記2.項のメールが届いたら、ご自分の郵便番号・住所・氏名を記載して切手を貼った返信用の封筒を同封して郵送下さい。種の代金は無料ですからは同封しないで下さい。

添付の切手については下記を参照下さい。
国内郵便料金表 第一種郵便物(封書) 定形郵便物 25gまでの切手 
http://www.post.japanpost.jp/fee/simulator/kokunai/index.html 

4.10日以内に返信用の封筒に種を入れて郵便ポストに投函します。

※ 手数料・種の料金等、お金を要求する事はありません。ボランティア精神で種を送りますので、発芽しない等の如何なる損害が発生しても保証は出来ませんのであらかじめ了承願います。個人情報は種を送る以外の目的には使用しません。

 

作り方

【上記大根の作り方】

種蒔き時期は広島県福山市では08月下旬〜09月初旬です。無農薬栽培で大根シンクイムシの食害を出来るだけ少なくするには09月中旬〜下旬に蒔きます。但し、遅蒔きすると大きく育ちません。他の地域では市販の種に記載された秋まき大根の種蒔き前線を参考にして下さい。
 種まきの6ヶ月前に堆肥を入れて深耕します。春蒔きの葉菜などを植えます。種まきの1ヶ月前に野菜用の元肥を撒いて深耕します。草が生えてきたら種蒔き1〜2週間前に再度耕します。
 大根・人参の種蒔き床には「ボルテージ粒剤6」(←製造中止。ネマトリンエース粒剤・ダイアジノン粒剤)を散布して鍬込んでおくと土壌線虫キスジノミハムシの防除になり、大根の肌が綺麗になりますが、間引き菜は食べられません。

種蒔き前に耕して種を蒔く場所を線状に足で踏み固め、土が乾燥している場合はホースで十分に水を流し込みます。 

水が土に染み込んだら、種を4〜5cm間隔で一粒ずつ蒔きます。種は両側から土を掛けて 5〜10mm程度土で覆います。

 発芽して二葉が出そろうまでは、種の上に直に水を掛けないのが無難です。

二葉が出そろうと直ちに農薬展着剤にランネート(使用時期:収穫7日前まで)などの殺虫剤とダニコール1000(使用時期:収穫45日前まで・早く収穫したい場合は使用しないで下さい)等の殺菌剤を混ぜ、規定量に薄めて散布します。当然間引き菜は残留農薬があるために食べられません。
 この大根の姿は青首大根と聖護院系丸大根の中間で、大きいもので直径が20cm、長さは40cm程度になります。貰い物のために名前が解らないが、インターネットで調べ結果たぶん『あじまるみ』と云う名の大根と思われる。2〜3回に分けて良い苗を残すように注意しながら1/3〜1/4になるように間引きます。本葉4枚程度から急激に根が太り始めます。水分の管理が悪いと大根が割れる場合がありますので、根が太り始めたら土が乾燥しないように管理します。通常の大根より直径が大きいので土の上に肥大してきますから、土寄せをして下さい。
 この大根はサクサク感があり。ス入り・網かぶりになりにくいが、元々はF1などの交配種だったのかも知れません。大根の容貌がそろいません。
 大根の種を初めて蒔く方は7〜10日ごとに2〜3回に分けて蒔くのが無難でしょう。余った種は来年蒔いてもたぶん発芽します。

 

【上記メロンの作り方】

 サクラの開花前線より7日前から2週間以内にビニールトンネルもしくはビニールキャップ内に種を蒔きます。3枚目の葉が出たらビニールポットに移植します。10〜20日経ったら圃場に定植します。 天気予報に注意して気温が5度以下に下がる場合は防霜対策・10度以下では成長停止の防止対策でビニールキャップを被せる等の処置をします。 初心者は桜の開花後に種を蒔くのが無難です。 親づるは6節で摘芯、小づるは勢いの良いものを3〜4本伸ばします。小づるは15〜17節で摘芯、小づるから発生する孫づるは5節まで除去6節からの孫ずるに着果させます。孫づるに開花した雌花の先に葉2枚を残し摘心します。人工授粉は午前7〜9時の間に実施します。収穫時期は果実が黄緑から白っぽく変色し、果梗(かこう:果実のつく柄)の周囲に亀裂が入った時です。F1などの交配種では無いようで種を採取して植えると同じものが作れます。

 

※ 収穫に成功して、食べた結果は、人それぞれ異なると思います。良かったのでお礼をしたいと仰る方は50円切手を2枚、お布施として送って下さい。